世界的に大ヒットしたドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』の終了から17年。その続編となる『And Just Like That...』の配信が、12月9日(現地時間)にスタートする。

50代になったキャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)とミランダ・ホッブス(シンシア・ニクソン)、シャーロット・ヨーク(クリスティン・デイヴィス)がNYでどのような生活を送っているのか、そのストーリーに注目が集まるなか、メインキャスト3人がこの続編で得ている収入も、明らかにされた。

『バラエティ』誌が伝えたところによると、1エピソードあたりの出演料は3人とも、なんと65万~75万ドル(約7390万~8520万円)! 続編は、1エピソードがCMを含めて60分。全10話で構成される。

how much sex and the city cast were paid for and just like that
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『And Just Like That...』にサマンサ・ジョーンズ役のキム・キャトラルが出演しないことは、当初から明らかにされていたとおり。ただ、続編には複数のキャラクターが新たに登場する。

そのひとり、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』への出演で知られるサラ・ラミレスは、ノンバイナリーのスタンダップコメディアン、チェ・ディアス役を演じる。ポッドキャスト番組のホストを務めており、キャリーを頻繁にゲストに招いているという役柄。

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HBO Maxの説明によると、チェは存在感があり、広い心と飛びぬけたユーモアのセンスを持つ人。ジェンダーロールについても漸進的で人間らしい見解を持ち、本人も番組も、高い人気を得ているという設定だそう。

また、『リトル・ファイアー〜彼女たちの秘密』に出演していたサリタ・チョウドリーは、マンハッタンで不動産ブローカーとして働くセルフメイド(自力で富を築いた人)のシマ・パテルを演じる。

そのほか、『ザ・モーニングショー』のカレン・ピットマンが、コロンビア大学の法学教授ニヤ・ウォレス役、『Empire 成功の代償』のニコール・アリ・パーカーが、3人の子を持つドキュメンタリー作家、リサ・トッド・ウェクスリー役で登場する。

From COSMOPOLITAN UK