2000年にミス・ワールドの栄冠に輝き、『フォーブス』や『TIME』誌などで最も影響力のある女性の一人に選ばれたこともあるインド人俳優プリヤンカー・チョープラー・ジョナス。そんなプリヤンカーが、2月9日(現地時間)に発売した自伝本『Unfinished(原題)』で、過去に2度も美術館から追い出されたことがあると告白

1度目は、インドからニューヨークに引っ越したばかりの13歳のとき。ニューヨーク近代美術館(MoMA)を家族と訪れたプリヤンカーは、ゴッホの『星月夜』を見たときに、色使いと質感に心を奪われ、思わず作品に手を伸ばして触ってしまった…!

すぐにセキュリティスタッフが現れ、プリヤンカーと家族は美術館から追い出されてしまったそう。この出来事について、本の中でこうコメント。

「家族全員が追い出された理由が、自分にあったことが恥ずかしかったです」
「だけど心のどこかで、密かに爽快な気分でもありました」

2度目はその数年後、パリのルーヴル美術館に母親と弟と訪れたとき。レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』の写真を撮ろうとしたところ、柵を超えてしまい追い出されたという。

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SUJIT JAISWAL//Getty Images

2021年2月11日(現地時間)『The Kelly Clarkson Show』のインタビューで司会のケリー・クラークソンに、これらの出来事について聞かれたプリヤンカーは、思わず「アートと私に何かあるの?」と笑ってコメント。

昨年2月には、アムステルダムにあるゴッホ美術館を歌手で夫のニック・ジョナスと訪れ、ゴッホの作品を堪能しているところをパパラッチされていたプリヤンカー。このときは、追い出されなかったようで今では過去の失敗から学んだのかも!?

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

インタビューでは他にも、ニックは几帳面なタイプで、その影響を受けて自身も靴を揃えるようになったとも明かしたプリヤンカー。親近感のある一面を持つ彼女に、これからも注目したい!