女優兼コメディエンヌとして、アメリカを中心に絶大な人気を誇るエイミー・シューマー(39歳)。2019年5月にパートナーでシェフのクリス・フィッシャーとの間に待望の第一子が誕生した彼女だが、妊娠するまでの道のりは容易でなかったよう…。

昨年1月には不妊治療によって負った傷跡をSNS公開するなどして、妊娠・出産までの苦労を吐露したことが話題に。そんなエイミーが今回、自身の身体について改めて詳しく語った。

先日、女優のアンナ・ファリスによるポッドキャスト番組『Unqualified』に出演したエイミー。実は安全の観点から、2人目を妊娠することは難しいと判断していると告白。

「私自身の身の安全のために、再び妊娠することはできません。私はひどい妊娠悪阻(つわりが重症化したもので、吐き気や嘔吐、体重が減少する病気)に悩まされていたのですが、そのうちの3人に1人の確率で赤ちゃんを産むことが出来ないのです。それに嘔吐がひどくて、赤ちゃんにも自分自身にも栄養が行き渡らないような妊娠は心苦しく感じました」

そんなエイミーは、この夏にコメディ・スペシャル『Expecting Amy(原題)』をリリースする予定。妊娠中にスタンダップ・コメディを準備する自身の様子を追った映像が収録されているそうだが、番組の公開について「ひどく緊張している」と語っている。

「(自分の経験を明らかにすることは)これから妊娠をする人を落胆させてしまうのではないかと思って、本当に怖かったです。特に初めての妊娠は、病気になる可能性もあるので…。正直言って、人々に逆に影響を与えてしまうのではないかとも思って怖かったんです」
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けれども、これまでもSNSを通して妊娠の苦労について語ってきたエイミーの元には、先輩ママからの体験談がたくさん寄せられてきたよう。彼女たちのメッセージに、強く勇気づけられてきたとコメントしている。

「私は何百人もの女性から、流産や困難な経験についての話を聞きました。何度も何度も体外受精を受けた後にやっと妊娠できたという、希望に満ちた話もたくさん聞きました。みなさんの話は本当に励みになったのです。ありがとうございます」

将来的には、代理母出産という選択肢も検討していると言うエイミーだが、現在は1歳になった息子との生活を楽しんでいるそう。この夏公開予定の新番組を含め、エイミーが経験をシェアすることによって、赤ちゃんを望む家族にとっての希望や参考になるかもしれませんね。