2020年4月2日現在、新型コロナウイルス感染者数が世界最多となっているアメリカ。

人気コメディエンヌのエイミー・シューマー(38歳)が暮らすニューヨークも、現在ロックダウン(都市封鎖)されており、エイミーは夫のクリス・フィッシャーと、息子のジーン君と共に自主隔離生活を送っています。

ニューヨーク州保健局のサイトによると、アンドリュー・クオモ知事はスーパーや薬局などをはじめとした、生活に必要不可欠な事業や商業以外は原則営業を停止とし、一般企業には従業員の在宅勤務を義務付けたほか、不要不急の公共交通機関の使用を控えるなどの外出制限を市民たちに要請したそう。

一方、他人との間隔を6フィート(約1.8メートル)あけるという前提で、食料品の買い出しや、健康維持のための散歩などは認められているとのこと。

そんな状況の中、現地時間の今週火曜日にエイミーがInstagramに投稿した動画が、多くの人の共感を呼んでいます。

People>によると、エイミーは外出した際に、別々に住んでいる父のマンションの前に立ち、ジーン君を片手で抱きながらこのような手書きの用紙を掲げたのだとか。

instagramView full post on Instagram
おじいちゃん、元気? 私たちは、あなたを愛してるわ。

動画の最後には、窓の内側からエイミーに視線を向ける父・ゴードンさんの姿が。

この投稿に対し、フォロワーたちからは「泣いちゃったわ」「あなたの投稿は、いつも私を幸せな気持ちにしてくれる」などの声が多数寄せられている模様。

実はゴードンさんは多発性硬化症を患っており、長年車椅子生活を送っていたとのこと。こちらは2017年に、エイミーが投稿したゴードンさんのリハビリ風景。

今日、私のお父さんが立ったの! 医療機器の力を借りてだけど、それでも立ったのよ!

本当は抱きしめに行きたいはずなのに、ゴードンさんがウイルスに感染することを懸念して、道端から愛を贈るという方法を選んだエイミー。

愛する人に触れられない、直接「愛してる」と言えない…そんな哀しい日々を一刻も早く終わらせるために、私たち一人一人ができることは何なのか。

厚生労働省のホームページに記載されている内容を参照し、各々が感染拡大を防ぐためにできることを、改めて、しっかりと実行していきたいですね。