今年の10月11日、ニューシングル『Lights Up』リリースしたハリー・スタイルズ。実はこの日が「カミングアウト・デー」だったことから、SNS上ではバイセクシャルであることの公表ではないかと大騒ぎになった。
そうしたファンの反応について何もコメントせずにきたハリーだが、先ごろ『ガーディアン』のインタビューに応じ、「バイセクシャルなのかと聞かれたことはあるか」との質問に答えた。
「うーん、あったのかな? でも、わからないな。どうして(それを聞くの)?」
「……答えを伏せたり隠したり、尻込みしたりしているわけではないよ。答えたくないから答えませんと言っているわけでも、僕の問題だから関係ないだろう、と言っているわけでもない」「それって、どうでもいいことなんじゃない?」
さらに記者は、作品や衣装について、LGBTQの問題に関心を向けさせるようなものを選んでいないかと質問。すると、ハリーのは次のように回答。
「より関心を引くために、あちこちで性的な曖昧さをのぞかせているって? それはないよ」「どんな服を着たいか、アルバムのスリーブをどんなものにするかということについては、僕が一緒に作品を作りたいと思う相手の観点で決めることが多いね。こういう風に見せたい、というものがあるからね」
「それが僕をゲイやストレート、バイセクシャルのように見せるから、ということではなく、それがクールだと思うからそうしているだけ」「それ以外は、わからないな。セクシュアリティというのは、面白いものだと思うよ。正直なところ? それ以上に考えたことがあるとは言えないよ」
いずれにしても、私たちが覚えておかなければならないのは、ハリーは自分の性的指向や性自認について、誰にも説明責任を負っていないということ。そして、無言を貫いてもなんら問題はないということ。
ソロになって大きく羽ばたき続け、ジェンダーの枠にとらわれず自由に飛び回るハリーから、いよいよ目が離せない!
Photos: Getty Images From COSMOPOLITAN