肌の乾燥による痒みや、かかとのひび割れなど、 足元に悩みを持っている人は少なくないはず。症状がひどい場合には皮膚科など医療機関に相談することが大切ですが、ちょっとしたお悩みにはセルフケアも効果的!
そこで本記事では、専門家が解説する「フットケアの方法」を<グッド・ハウスキーピング>からお届け。日々のルーティンに取り入れて、健やかで心地よい素足を楽しんで。
※専門家の監修は、それぞれの原因や対処法に対する解説部分のみ該当します。おすすめアイテムは編集部による選定です。
【INDEX】
肌のザラつきが気になる
自然にターンオーバーされるはずの古い角質が剥がれていないときに起こることもある、肌のくすみやザラつき。自分でケアをする場合には、オイルなど保湿成分が含まれた粒状のスクラブを使うのがおすすめです。
特に、普段から体重がかかっている踵(かかと)は、刺激から守るために角質が固くなりがち。そんな時は、ピーリング液が含まれる角質パックをスペシャルケアとして取り入れてみて。
角質リムーバーの正しい使い方
足病外科医(足専門の医師)のマーガレット・ダブス氏が勧めるのは、角質ケア用のやすり。乾燥した部分やひび割れたかかとに有効ですが、ケガをしないためにも正しく使うことが重要です。
「角質リムーバーは、肌が乾いているとき、つまり入浴前に行うことが大切です。乾燥した部分や角質は、濡れると見えなくなってしまいますし、ひび割れた部分がより開きやすくなる人もいます。頻度は週に2回ほどがおすすめです」
編集部のおすすめアイテム
角質ケア後の乾燥が気になる
ダブス氏によれば、柔らかで健やかな肌を保つには「角質ケア後の保湿が不可欠」とのこと。
「顔と同じように、古い角質を除去した後には保湿をしましょう。足の皮膚は、体の他のパーツに比べて12倍も厚いので、ボディローションを塗るだけでは物足りない人もいるかもしれません」
足病外科医のヒーナ・パテル氏によると、足元の乾燥が気になる際には「尿素」などの保湿に特化した成分が配合されたものがおすすめ。
「尿素は非常に水分量が多く、肌の頑固な部分やカサカサに効果的です」
編集部のおすすめアイテム
仕上げにペディキュアを!
足元のケアが完了したら、気分を高めるペディキュアを楽しんでみて。ペタル氏によると、ペディキュアの場合はジェルネイルよりもネイルカラーの方がおすすめなんだそう。
「爪にダメージを与える可能性があるので、ジェルネイルを長期的に使うのは避けたほうがいいでしょう。ジェルを使うのは特別な時だけにして、普段はネイルカラーがおすすめです」
ペディキュアをする前には、爪の甘皮やキューティクルにも注目してみて。 「甘皮リムーバー」や「キューティクルオイル」などを使って、適切なケアを心がけましょう。
編集部のおすすめアイテム
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:TOMOKO NOURRY, コスモポリタン編集部
GOOD HOUSEKEEPING