『ハンガー・ゲーム』『世界にひとつのプレイブック』で知られるオスカー女優のジェニファー・ローレンス(27歳)が、次の1年間は俳優業を休業し、新しい映画作品の参加を見送るという。その理由について<Entertaiment Tonight>は、若い人をより政治に関与させるための活動に集中するためだと伝えている。

新作映画『レッド・スパロー』プロモーション中の最新インタビューで、「次の1年は休むつもりなの。『Represent.Us』の一員として、民間レベルで若い人がより政治に参加できるよう促すつもり」とコメント。加えて「ここでは汚職行為の防止をするの。汚職の防止することができる法を作り、民主主義を立て直します」と説明。このNPO団体『Represent.Us』には、歌手のシーアや俳優のオーランド・ブルーム、映画プロデューサーのJ・J・エイブラムスなども参加している。

1月には、『Represent.Us』の活動の一環でオハイオ州にあるクリーヴランド・ハイツ高校を、政治での汚職について議論するため訪れていた。実際にその議論に参加した生徒は<E!ニュース>に「10歳以上年上の人々と政治の問題について話すことができると、大きな違いが生まれるわ。"This is your time(これはあなたの時間よ)"という言葉には、すごく考えさせられた」と話し、若い人々に与える大きな影響力があると感じられる。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

また同月ウィメンズ・マーチにも参加し、<Facebook>には「女性の権利や平等な賃金、DACA(幼少期に米国に到着した移民への延期措置)、CHIP(低所得者層の子ども向けの医療保険)のために、私は連帯します」と投稿。社会的なメッセージを発信することが増えてきていた。

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昨年にも、明確な理由はなかったものの、休業することを検討していると話していたジェニファー。自身の認知度をより良い社会のために生かすため活動に集中すると決めた彼女の心意気は立派! ただ、ファンとしては1年間でも、彼女の出演作品を観られないというのは寂しくなりそう…。