昨年1月、ドナルド・トランプ大統領の就任の翌日に開催され、世界約60カ国、156都市で累計500万人以上が参加したとされるデモ行進「ウィメンズ・マーチ」。アメリカ・ワシントンD.C.での大規模なイベントには、マドンナやスカーレット・ヨハンソン、マイリー・サイラスをはじめ多くのセレブたちが参加し、女性の権利向上だけでなく、人種差別問題や移民への対応、LGBTQの権利、環境保護などを訴え、トランプ大統領の言動や政策への抗議が行われた。

公式のツイッターによれば、世界各地での大規模なデモへと広がった「ウィメンズ・マーチ」が、1年を経て今年も1月20日、21日(現地時間)に開催される。

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1月20日21日の週末、私たちは再びラスベガス、そして国をまたいでさまざまな都市や街に集まります。あなたの近くで開かれるウィメンズ・マーチのイベントはこちらから見つけてください。

今年のテーマとなるのが「Power To The Polls(投票に力を)」。2017年の大きなムーブメントとなったウィメンズマーチのエネルギーと行動力を終わらせず、女性の権利について支持をする有権者を増やし、同様の意見を持つ政治家や候補者の支持へとつなげていく形だ。

公式サイトによれば、21日の会場となるネバダ州のラスベガスを皮切りに、1年間かけたスイング・ステート(共和党・民主党の支持率が拮抗し、選挙の度に勝利政党が変動する州)を回り、投票の大切さを訴えかけていくという。

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開催マップ上には、すでに多くの開催が決定している今年のウィメンズ・マーチ。日本での開催は現在見受けられないものの、多くの女性たちがあげる声に耳を傾けたい。