先日、カーダシアン家の日常を追うリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』が新たに5シーズン分リニューアルされ、契約金がリアリティ番組史上最も高い15000万ドル(約171億円)だと伝えられたばかり。

しかし実はこのギャラ、テレビ局から直接それぞれの姉妹たちに支払われるわけではないんだとか。<TMZ>によると、母でマネージャーでもあるクリスが一番先にマネージング料を引き、その残りを家族に分配していくのがカーダシアン流。しかも均等な額ではなく、貢献度や認知度によってギャランティが変わるよう。たとえば、最も番組で活躍をしているキムやコートニーそしてクロエが最も多く受け取り、次にカイリー、そして出演シーンが少ないロブとケンダルはさらに少額になるそう。

でも、そんな金額差も気にならないくらい稼いでいるのが末っ子のカイリー・ジェンナー。世界中の女子を熱狂し続けている「Kylie Cosmetics」をローンチしてからというもの、大手ブランドも顔負けの売り上げをたたき出しているんだとか!

2015年に初めてリップキットを発売し、その後の2016年に正式にブランド「Kylie Cosmetics」をローンチしたカイリー。彼女は、CEO、最高マーケティング責任者、最高クリエイティブ責任者を務め、ブランドを仕切る完全なボス。名前だけ貸すようなブランディングもある中、カイリー自身がとてつもない時間と労力をかけて自身のブランドと向き合っているのが分かる。

そんなカイリー肝入りのブランドは、直近の18ヶ月でなんと42000万ドル(約480億円)を売り上げたそう! 「トム・フォード・ビューティ」が5億ドルを売り上げるのに10年以上、「ランコム」が10億ドルに到達するまで80年かかったことを考えると、その成長ぶりがとてつもないスピードであることが分かるはず。

母クリスは、カイリーのポテンシャルについてすっかり自慢げ

「これはまだ始まりにすぎないの。ブランドにはまだまだやれることがあるわ。カラーコスメやチークはまだ(あまり)ないし、ファンデーションも作ってない。あらゆるコスメを取り扱うブランドになれるよう、パズルのピースを合わせなくてはならないわ」

要するに、クリス曰くカイリーなら何でも作れちゃうということ。また、来年のプランもすでに考えられているそう。

「来年2月までのプランはすでに立ててあるわ。バレンタインの企画やその先も、すごくいいアイデアがあるみたいよ」

子どもの頃からメイクが大好きだったカイリー。念願叶って立ち上げた同ブランドは、2017年だけで38600万ドル(約440億円)を売り上げる見込みなのだとか。また、SNSのフォロワー数ではカイリーがカーダシアン家のトップで、商品の広告なども引く手あまた。『フォーブス』が今年発表したセレブ長者番付けでは59位にランクインしていることだし、47位にいるキムを追い越すのも夢じゃない!?

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