ド派手なパフォーマンスや奇抜な装いで人々を驚かせていたマイリー・サイラスが急激に落ち着きを取り戻したのは、つい最近のこと。過激な発言も鳴りを潜め、公開されたばかりのミュージックビデオでは自然体に美しいマイリーが撮りおさめられている。
では何が彼女をそんなにも変えたのか…。実はその理由、「マリファナをやめた」からなんだそう。トーク番組で告白した本人の発言をお届けします!
マイリーが出演したのは人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』。マイリーが「最近はいい子なの」と話すと、司会者のジミーがすかさず「マリファナを吸うのをやめたんだって?」と斬りこんだ!
「そう、やめたの。ある意味この番組が1つの理由でもあるのよ。実は、過去にこの番組に出演した時はすごくハイな状態だったの。バニーや猫の格好をして出演したじゃない? それはね、ハイだったからなの」
▽当時の写真がこちら。
▽他にもMTVの「ビデオ・ミュージック・アワード(VMA)」やライブ、ファッションウィークなどで数々の独特のセンスを披露。2015年の「VMA」だけでもこんなに個性的な格好をしていた。
▽そして現在のマイリーがこちら。
また、マリファナをやめた最も大きな理由は、近く発売されるアルバムにあるんだそう。
「今回のアルバムには情熱を持って取り組んだわ。もちろん毎回真剣なんだけど、今回は特に情熱的だったの。今までの人生で最も大切なアルバムね。だから、このアルバムの話をする時には、正気に戻って頭をクリアにしたかったの」
「このアルバムの話をするときは、可能な限り頭の切れる状態で、ちゃんと説明したかったの。マリファナを吸ってた時は、ただただ家でネコやイヌやブタたちとダラダラしたかった。ブタとは本当に遊びすぎたわ」
アルバムでは自らのルーツに戻り、さらに婚約者のリアムとの関係や家族のことを正直に歌っていると言われている。心から大切に思っている作品だからこそ、とても自分らしくない状況では語れないということみたい。
さらにマイリーは、当時どれだけハイになっていたのかを告白。
「実は、悪夢を見たことがあって。とある番組に出演した私が、マリファナでハイになりすぎて死んじゃうの。実際に起こったんじゃないかと不安になって、目が覚めてからもネットで検索までしたんだから」
驚いた司会者のジミーは、「どれくらい吸ってたの?」と質問。
「すごくいっぱい吸ってたの」と答えたマイリー。その後「マリファナで死んだ人はいないって言うけど、私ほど吸ってた人はいないからね」と回答。
日本とアメリカの多くの州ではマリファナの事情が違うにしても(カリフォルニアでは、21歳以上の摂取に限り公共な場所でなければ基本的に合法なのだそう)、そしてなんとなく気づいていた人もいたとはいえ、マイリーのオープンすぎる告白に驚かされた人も少なくない。