クラシック女優の生き方に学ぶ⑥カトリーヌ・ドヌーヴ

"世界で最も美しい女"と呼ばれたカトリーヌ。若かりし頃の肝の据わったエピソードとは?

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クラシック女優の生き方に学ぶ⑥

カトリーヌ・ドヌーヴ Catherine Deneuve

御年72歳。今も現役バリバリの生ける伝説、カトリーヌ・ドヌーヴ。ジャック・ドゥミやルイス・ブニュエル、フランソワ・トリュフォーら往年の名匠から、フランソワ・オゾンなどの現代の奇才まで、これまで数多くの監督たちと仕事してきた彼女を、最初に"見出した"のはブリジッド・バルドーの元夫にして、プレーボーイで有名なロジェ・ヴァディム監督だった。

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ふたりが出会った頃、カトリーヌはまだ17歳。当時すでに女優として評判の高かった実姉フランソワーズ・ドルレアックの陰に隠れる目立たない存在だった彼女だけど、自分で女を育てたいタイプのヴァディム(当時32歳)は、姉妹が一緒にいるところを見てすぐカトリーヌに惹かれたのだそう。こうして交際を始めたふたりだけど、この時、ヴァディムには別居中の妻アネットがいて離婚はまだ成立していなかった。いわば愛人の立場ながらも、カトリーヌは、彼の幼い娘ナタリーの世話もしながら、一緒に暮らすようになったのだ。

カトリーヌ・ドヌーヴとロジェ・ヴァディム。1960年撮影。

そんなある時、仕事を終えたヴァディムが家に帰ると、いつもと変わりなくカトリーヌが出迎え、優しくキスし、しばらく世間話をした後、「そういえば、金髪の美人が私のベッドで寝ているの」(※金髪の美人とはヴァディムの妻アネットのこと)と、何ごともないかのように報告。夫の留守中に突然訪ねてきた正妻を愛人が迎えた図。普通なら泥沼の修羅場、ヴァディムじゃなくても仰天してしまう。

もちろんアネットにも当時、別の恋人がいたのだが、その恋がうまくいかなくなってヴァディムのところに戻ってきたかったというわけ。「あなたの傍を離れたのはバカだったと気づいたの」と復縁を迫るアネットを前に、カトリーヌは「それが良いことなら遅すぎるってことはないわ」と愛想良く言ってのけたのだそう。カトリーヌ、この時、なんと18歳。女子高生くらいのほんの小娘がこんな肝の据わったことが言えるなんて! ヴァディム自身も、この時のことを「こんな不愉快な事態なのに冷静に対応するカトリーヌにはつくづく感心した」と述懐している。

いやはや、さすが後の大女優。ここでオロオロしたり泣きわめいたりしたら、せっかくの女がすたるって感じだったのでしょうか。ちょっとやそっとのことでは動じたりせず、大きくかまえている方がかっこよく見えるっていうもの。結局、アネットが恋人の元に帰っていったのも、もしかしたらカトリーヌのこの堂々たる佇まいに恐れをなしたからだったりして!?

『ロシュフォールの恋人たち』のカトリーヌ・ドヌーヴと実姉フランソワーズ・ドルレアック(右)。衣装がキュート!

ちなみに、彼女がファッションアイコンと呼ばれる一端にもなった『シェルブールの雨傘』と『ロシュフォールの恋人たち』はキュートなファッションが満載なので、ぜひチェックしてみて。

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