オージー女性Phoebe Woodheadのバランスのとれたしなやかな身体
Model: Phoebe Woodhead, Meiji Nguyen

ダイエット=自分と向き合うこと

ダイエットブームに流されない

自分はまだまだ自分の身体を知らない、その動かし方も知らない。メルボルンで新たなフィットネスライフを経験して気づいたのは、自分の身体の声を聞いてそれと向き合う大切さだとわかりました。

現代は「1日これだけの運動で痩せる」「セレブのようにかっこいい体に」といった情報が大量に流れてきます。痩せることやビジュアルにこだわっているダイエットの間違ったイメージです。


大切な身体をブームによって振り回していいのか……。着眼点を見直さなきゃいけないのじゃないかと思いました。

そう、大切な情報は外じゃなくて自分の身体の中にあったのです!

そもそもなぜ運動するのか……?

それは食べた分を身体が消費しきれず溜め込んでしまうため。日常生活で身体を十分に動かし、健康であればその分エネルギーとして消費されるはずです。


食事制限やきつい運動にこだわらず、体を本来の健康な状態に戻すことが大切。

最初にするべきことは、自分の身体と向き合うことです。

まず自分は健康なんだろうか? 
身体的や精神的な不調はないか?  身体のクセはないか?
その原因は何か?(正しい姿勢で立ち、歩けているかなど。)健康になるために、自分の生活リズムや好みに合った可能なことは何か? ライフスタイル全体を見直します。


私のトレーニングプロセス

1.エクササイズに適した身体作り(身体本来の力を呼び戻す)

歪みやくせを直し、正しい筋肉の使い方(筋トレ)、ストレッチを学びます(運動に自信があっても、必ずトレーナーや専門知識のある方に見てもらいます)

痩せるためではなくあくまでも身体に必要なベーシックな知識を習う感覚です。

私は東京で短期の集中(約2ヶ月)のパーソナルトレーニングを受けました(詳しくは後のコラムで)

2.毎日メンテナンスをする

身体が変わり、普段から筋肉の動きや身体を動かすことを意識できるようになります。それにより、いつでもエネルギーが使われていくのを感じます。


朝起きた時に少し身体を動かし(スイッチを入れる感覚)歩く時でも、掃除をする時でも、1、で習ったことを意識し、それを毎日積み重てねいくことが大切です。

私はメンテナンスを踏まえたトレーニングをコンスタントに受けていました。悪いクセはすぐ戻ってきてしまので、筋トレのポジションなどの定期検診は必須です。

3.自分のライフスタイルとコネクトさせる

自分の生活に必要な筋肉を鍛えることで目的がはっきりして、生活の中で生きる効果が得られます。パソコン作業が多いなら腰や首を痛めない姿勢のための筋肉。畑仕事なら、しゃがむ時の足腰の筋肉など人によって様々です。

日々の中で効果を感じることで、意識も高まりその継続につながります。

私の場合は、モデルのウォーキングのための筋肉を鍛え、ウォーキングに限らず普段の歩き方も改善できました。 次回は、私が実践したトレーニング方法を紹介します!

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