ジムに行ったとき、ついつい筋力が要りそうなマシンやウエイトトレーニングを避けて、ひたすらランニングマシンで走ったり、エクササイズバイクをこいだり、泳いだり…とシンプルなカーディオ・トレーニング(有酸素運動)を選ぶ人も多いのでは?

ところがコスモポリタン イギリス版が紹介しているフィットネスインスタグラマー、レベッカ・キャサリン・スミスさんによると、カーディオ・トレーニングだけに固執して運動するのは効果的なカラダ作りとは言えないのだそう。

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左の写真は2年前の私。カーディオ&食事制限 VS ウエイトトレーニング&食事制限ナシ! この差をどう思う?

自身の食生活とエクササイズ法を、11万人のフォロワーにコンスタントにシェアしているレベッカさん。彼女が最近アップした2年前と現在との比較写真を見ると、同一人物とは思えないほど大きな変化が! 「ローマは1日にして成らず」と言うけれど、彫刻ボディも努力の積み重ねでできあがるのだということが伝わってくる1枚。

レベッカさんによると「運動法をカーディオからウエイトトレーニングに変えたことで、カラダも大きく変化したんです」とのこと。負荷を掛けて筋肉を鍛えたにも関わらず、女性らしさを失わないカラダになっているのも印象的。「マッチョにはなっていないでしょ? でもかなりウエイトトレーニングをやっているのよ」。

トレーニングを続けるためにはたくさん食べることも必要。もっとジムのウエイトスペースに女子が増えたらいいのに!

「エクササイズ好きの女性に、ぜひウエイトトレーニングを試してほしい」と彼女が考える理由は、大きくまとめると以下の3つなんだとか。

1.強靭なカラダを作り、筋肉を増やせる

「(ダンベルやバーベルを持ち上げる)ウエイトリフティングは、女性らしい曲線を保ったまま強いカラダを作るトレーニングです。割れた腹筋、セクシーで引き締まったお尻、筋肉と脂肪が程よくのった背中――これはすべてウエイトリフティングによって作れるものなのよ」とレベッカさん。

2.余分な脂肪がなくなる

「筋肉量が増えれば代謝は良くなるもの。私の場合も、ウエイトリフティングを始めて筋肉が増えるにしたがい、体脂肪がどんどん落ちていきました。以前は脂肪を落とすために長時間カーディオ・トレーニングをやっていました。でも全然結果を出せず、ジムに行くのさえ嫌になったんです。もし同じような経験をしている人がいるならぜひトレーニング法を変えてみて!」

3.食べ物とボディイメージとの関係を良好にできる

「カロリーを燃焼させるためにカーディオ・トレーニングに必死になっていた頃、食べ物=数字(カロリー)と考えていました。食べ過ぎると罪悪感を感じ、結果を出す(=体重を減らす)ためには食事制限をしなくては"ならない"と思っていたんです。でもこれは間違いでした。ウエイトトレーニングを通し、食べ物はカラダを動かすために必須の"燃料"であることに気づいたんです。ウエイトリフティングを始めて以来、私の食事量は以前の3倍! 今では食事制限もしていないし、ご馳走を食べたり、お酒を飲んでも燃焼させる方法を知っているから、罪悪感を感じなくなりました」。

レベッカさんのビフォーアフター写真を見れば、ウエイトトレーニングが彼女の引き締まったカラダ作りに貢献したことが分かるはず。理想のボディイメージは個人によって異なるし、ある意味正解がないもの。とはいえ、カーディオ・エクササイズをいくらやってもカラダに変化が見られない、という人は、ウエイトトレーニングを試してみるのもアリかも? (※運動の効果、適合性は人ぞれぞれ異なります。ウエイトトレーニングを始める場合、まずは専門家に相談することをオススメします)

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN UK