ピルが精神的な病気の原因となっている可能性が示唆されるなど、最近の研究ではピルが悪者扱いされている風潮があるけれど、コスモポリタン イギリス版によれば、ピルの種類によって意外な健康効果をもたらし得るんだとか。

ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院では、インフルエンザを始めとする、一般的でありながらも体力を消耗する病気を防ぐ特定のホルモンとの相関関係調査。

すると複数のマウスを対象に行なった実験の結果、プロゲステロンというホルモンは免疫系の機能を大幅に向上させることがかったんだそう。つまり、ピルにプロゲステロンが配合されていると、インフルエンザやウイルス性の風邪にかかりにくくなるということ。

果たして、同じ結果が人間にも当てはまるかどうかについてはさらなる研究が必要であるものの、このようなメリットがあって決して損はないはず。

プロゲステロンは卵巣の働きを止め、子宮頚管粘液の濃度を高めることによって精子の侵入を防ぐ役割を果たし、エストロゲンと混合されていたり、ミニピルに使われていることが多いんだそう。

同じ結果が人間でも得られた場合、特定のピルを飲めば風邪にかかりにくくなる、という日が来るかも

この翻訳は、抄訳です。

Translation:Rubicon Solutions, Inc

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