「ついつい食べ過ぎてしまって後悔」、というのはよくあること。
食事を小皿に分けて食べたり、30回咀嚼してから飲み込んだり、といった努力をしている人も多のでは?
コスモポリタン アメリカ版に掲載された最新の研究によると、実は、食べ過ぎをもっと簡単に防げる方法があるらしい。
研究では、アメリカのブリガム・ヤング大学とコロラド州立大学の研究者が182人の学生を対象に調査を実施。学生たちに【1.音を大きくたてて】、【2.できるだけ音をたてないように静かに】、【3.普段通りに】の3パターンでクッキーを食べてもらったところ、【1】のグループは他の2つのグループより、明らかに食べる量が少なかったんだとか。
一方で、今度は【2】より厳しめに"ほとんど音をたてないように"と指示されたグループもまた、"普段通りに"食べたグループより食べる量が少なかったそう。
研究者たちはこの結果を、音をたてないようにして食べることで、より食事に集中することになり、一口一口の満足感アップにつながると考えているのだとか。
もちろん食べ物によって音の出方が違うので、クッキー以外のものでも同じ実験を行ったところ、やはり食べるときに発せられる音に意識を向けると食べる量が少なくなる、という共通傾向が見られたらしい。要するに、自分の咀嚼音に集中したら食欲が抑えられるかも、ってことみたい。
音に気を取られすぎて、食事を楽しめないのでは?という心配もあるけど…友だちと食事するときは思いっきり楽しんで、お家でひとりご飯のときに試してみるのがいいかも?
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: Captain & Me, Inc.