胸を小さくするために行われる「乳房縮小手術」。同手術は女性だけでなく男性も受けられるもので、その理由は身体的なものから心理的なものまでとさまざま。<IN THE KNOW>によると、「#breastreduction(乳房縮小)」というハッシュタグは、現在TikTokで15億回以上再生されており、手術を受けた女性たちがビフォーアフターの動画を多数投稿している。
そこで今回は、「乳房縮小手術」を受けた女性たちのリアルな声をご紹介。手術を受けたことによって、彼女たちの心はどのように変わったのだろうか――。
乳房縮小手術とは?
米国形成外科学会(ASPS)によると、「乳房縮小手術」とは、乳房から皮膚と組織を除去し、形を整えてより小さくしたバストサイズにする手術のこと。手術を受けることで、胸の重さによる腰痛が和らいだり、ブラジャーのストラップの食い込みが軽減されるなどといったメリットがあると記載されている。
乳房縮小手術を受けた女性の声
メーガン・リンさん
投稿のキャプションにて、「今年一番の決断だった」と綴ったメーガンさん。Instagramでの投稿では、10代のころからずっと手術を受けたかったとも明かしている。
彼女は長い間、腰と肩の痛みに悩まされており、常日頃から自身の胸に重みを感じることがあったという。さらに服装によっては自意識過剰になってしまったり、ブラジャーのストラップの跡が残るのがほとんどだったとのこと。
そして手術後に手術前と同じグリーンのドレスを着用したメーガンさんは、「新たな自信が得られた」と動画内で語っている。
エイプリルさん
HカップからCカップへと手術したエイプリルさんは、自身のTikTokに乳房縮小手術を受けた後のことや、自身の気持ちの変化なども多数投稿。手術をしたことを報告したInstagramの投稿では、キャプションにこのように綴っている。
「今はCカップ。この胸は私の体にぴったり。走れるようになるし、踊れるようにもなる。そして自分の体を愛せるようになる」
アンバ・ローズさん
18歳になる頃には、ほとんどの服が着られなくなっていたというアンバ・ローズさん。走るのも難しく、さらには過剰に性的に扱われ、何を着ても肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまっていたという。
手術はこれまでの人生で一番怖い経験だったと語っているものの、体が軽くなり、腰痛も和らいだとのこと。そして新しい服を着られること、これまで挑戦できなかったことができるようになるなど、前向きに新たなスタートをきれていると動画内で語っている。
今回紹介したように乳房縮小手術で自信がもてたという人もいれば、豊胸手術をしたり、ありのままの胸でいることを心地よいと感じる人もいるはず。“美の基準はない”ということを胸に、自分が心地よいと感じられる選択をしていきたい――。