水質改善によって、近年イルカやアザラシなどの野生動物が目撃されるようになった、英ロンドン市内を流れるテムズ川。
そんな中、最近毎日同じ場所に現れる、一頭のアザラシが地元のアイドルになっていると＜METRO＞が報じています。
アザラシがくつろいでいるのは、ロンドン南西部のバーンズ地区にあるセント・ポールズ・スクール近くの川沿い。最初に目撃されたのは2月2日（現地時間）で、以来、毎日この場所を訪れて日光浴をしたり、姿を見に来た人々に愛嬌を振りまいているそう。
そして、その姿を撮影し続けているのは、ロンドン在住のフリーランスカメラマンであるブローニ・ロイド=エドワーズさん。
ブローニさんは過去に、遠くからアザラシを見かけたことはあるものの、近くで観察するのは初めてで「とても貴重な体験です。こんなに美しい動物たちが私たちの地元の川にいるなんて、すごく幸運なことだと思います」と述べています。
また、RSPCA（英国動物虐待防止協会）によると、アザラシが毎日同じ場所に出現するのは、非常にまれなことなのだとか。
地元であまりの人気者になり、人だかりができるようになったため、現在は周辺にロープを張って守られているというこのアザラシ。
いつまで同じ場所に居てくれるかはわかりませんが、できるだけ長く、癒し度満点の姿を披露し続けてほしいですね♡
