過去にも「猫とハリネズミ」や「犬とイルカ」など、種を超えた動物同士の友情のニュースをお届けしてきましたが、今回の組み合わせは「子牛と犬」

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米オクラホマ州で夫と農場を営むジニア・ケイ・マイヤーさんは、現在「カップケーキ」と名づけられた雌の子牛と、ペットの犬である「ボー」と暮らしているそう。

カップケーキは今年5月、脚が曲がって歩けない状態で生まれ、ジニアさんは「十分に世話をしてやれない」と話す従弟から、彼女を引き取ることを決意。こうしてカップケーキは、6月にマイヤー夫妻の元へとやって来ました。

カップケーキが家に到着すると、早速哺乳瓶でミルクをあげ始めたジニアさん。すると、予想外の出来事が。

「初日にミルクをあげたところ、ボーがやって来て、カップケーキの顔についたミルクを舐め始めたんです。それ以来、ボーはカップケーキの傍を離れないんですよ」と、彼女は<Oklahoma's News 4>に語っています。

また、実はボーにもちょっとした事情が。ボーは元々、夫妻のところに牛追いをするための牧羊犬としてやって来たのですが、トラックに乗せると乗り物酔いをする体質であることが判ったため、仕事を任せられなくなったそう。

代わりに、彼がカップケーキの相手をしてくれるおかげで、ジニアさんも助かっているのだとか。今ではカップケーキが外に出ている時間、ボーはずっと彼女と一緒に遊んだり、ゴロゴロしたりして過ごしているそうです。

「私も彼らと一緒に座って遊んでいるんですよ、とても可愛いです」と、ジニアさん。

やがて、その愛らしい姿をシェアすることを思いついた彼女。Facebookページを立ち上げたところ、想像以上の反響があり驚いたそう。

お掃除タイム。カップケーキはこれを大人しく受け入れるの。

現在、夫妻はカップケーキに脚の手術を受けさせることを計画しており、手術費用を集めるためにクラウドファンディングのページも立ち上げました。ただ、手術が成功する可能性は極めて低いと言われているのだとか。

カップケーキの脚が治ることを祈ると同時に、2頭の楽しい友情の日々が、末永く続きますように♡