第7代ウェストミンスター公爵ヒュー・グロブナーが2024年6月7日(現地時間)、イギリス・チェシャー州にあるチェスター大聖堂で結婚式を挙げることが決まりました。公爵は2023年4月、友人の紹介で知り合ったというオリヴィア・ヘンソンさんとの婚約を発表していました。

公爵家の広報担当者は、チェスター大聖堂での挙式を決めたのは、「その美しさに加え、グロブナー家と古くからの関わりがあること」が理由だと説明しています。グロブナー家は先祖代々、チェシャー州にある邸宅、イートン・ホールを住まいとしてきました。

ジョージ王子 名づけ親 ウェストミンスター公爵
Grosvenor 2023

第7代ウェストミンスター公爵は、2016年に先代の父親が心臓発作で急逝したことを受け、公爵の称号と推定90億ポンド(約1兆6450億円)とされる遺産を相続しました。

グロブナー家とロイヤルファミリーのつながりは深く、公爵のゴッドファーザー(洗礼の代父、名付け親)はチャールズ国王。また、公爵はジョージ王子の名付け親の1人でもあります。

さらに、公爵の母ナタリアさんは、ウィリアム皇太子のゴッドマザー。そして、ダイアナ元妃はウェストミンスター公爵の姉の1人、レディ・エドウィナ・グロブナーの名付け親となっています。

キャサリン皇太子妃は6月27日、エドウィナさんが創設した慈善団体、ワン・スモール・シング(One Small Thing)が開設したコミュニティ住宅、犯罪歴のある女性とその子どもたちのためコミュニティ・センター「ホープ・ストリート(Hope Street)」を訪問したばかりです。

the princess of wales opens hope street
WPA Pool//Getty Images
レディ・エドウィナ・グロブナーとキャサリン皇太子妃

<テレグラフ>紙によると、未来のウェストミンスター公爵夫人、オリヴィアさんは、アイルランドの国立大学トリニティ・カレッジを2016年に卒業(専攻はヒスパニック研究で、イタリア語も学んだそう)。現在は食品会社ベラズー(Belazu)に勤務しています。

公爵の結婚式には、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃をはじめ、ロイヤルファミリーの多くが出席するとみられます。ひょっとすると、ジョージ王子の姿もみられるかもしれません。

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