人生において、大きな決断の一つである「結婚」。苦楽を共にするパートナーとは、時にぶつかり合いながらも特別な絆で結ばれているはず。そんな結婚生活において、「この人を選んで良かった!」と思った瞬間を5名の男女に取材しました♡

口下手な夫なりの愛情表現

「イヤイヤ期真っただ中の2歳の娘の対応に疲れていた先日、夫が『二人で遊びに行ってくる』と娘を連れて出かけていきました。一人の時間を持てたことだけでも嬉しかったのですが、お土産に私が大好きなスイーツと夕飯分のお惣菜を買って帰ってきてくれたのにも感激。口下手で多くは語らない夫ですが、行動で労わりや感謝を感じるときに『この人と一緒になってよかったな』と思います」--チカ(28歳)

味方がいるって心強い

「指導を任されていた新人が、『〇〇さん(私)にはついていけない』と言い残して退職。自分なりに一生懸命教えていたつもりだったのでショックでしたし、上司にもガッカリされてしまいました。だいぶ落ち込みモードになっていたんですが、妻が『たしかにその子とは合わなかったかもしれないけど真摯に向き合っていたこと、私はすごいと思うよ』とフォローしてくれて。仕事の悩みや愚痴を相談できる妻は、私にとって最強の味方だなと思いました」--daichi(32歳)

嬉し泣きする夫の姿にもらい泣き

「お互いに30代半ばでの結婚となった私たち。子どもは授かりもの…と、大きく期待はしないようにしていた(とはいえ不妊治療は少しだけしていました)のですが、ある時に私の妊娠が発覚。私自身は病院で確認するまでは信じないぞ…という気持ちが大きかったのですが、夫はその場で聞いたこともないような声を出して大喜び。目もウルウルしていて、こちらまでもらい泣き。その後、病院で妊娠確認をしてもらい、私もじわじわと喜びが湧いてきました。この夫となら、家族が増えても幸せな家庭が築けそうと改めて存在の有難さを感じた瞬間でした」--やまさん(38歳)

弱っている時に側にいてくれる安心感

「結婚後初めて風邪をひいてしまった時のこと。私を心配した夫は、かいがいしく身の回りの世話をしてくれたんです。夜になり熱が下がっても、私が寝つくまで手を握って離れようとしない夫。恥ずかしさはありつつも彼の優しい温もりに、いい人の妻になれて幸せだなと感じました」--リエ(27歳)

夢を応援してくれた時

「ずっと会社員勤めをしていたんですが、30代に入った頃から、昔からの夢だった“自分のカフェを持ちたい”という気持ちが膨らみはじめました。でもこれまでのキャリアとは180度違う職業だし、修行や投資する期間は、一時的には生活レベルを落とさなくていけない。共働きとはいえ妻の負担が増えてしまうかもしれない…と、二の足を踏んでいました。それでも諦めきれず本やネットで情報収集をしていたある時、妻から『挑戦してみたら? 結婚したからには一人の夢は二人の夢だよ』と背中を押してくれて。まだ準備中ですが、成功したら次は妻の夢に一緒に取り組みたいなと思っています」--松尾(35歳)