恋人に振られるのはもちろん辛いことだけど、別れを切り出す方だって、時に痛手を負うもの。罪悪感にさいなまれたり、自信を失ったり、思わぬ報復をくらったり…。

そんな不本意な事態を回避するため、コスモポリタン アメリカ版が、人間関係の築き方を指導する専門家のゲイリー・エイマーズさんに、大人な別れ方をするための5つのコツを聞いてきました。

1.理由をハッキリさせる

「恋人と別れたいと思うのは、その人がもはや自分とは物の見方、価値観、情熱、必要だと思うことや欲しいと思うものを共有できない時です。だから、別れる前に、あなたが相手との関係でもう望んでいないことや、感じることができないものは何なのか、リストに書き出しましょう。そうすれば、別れ話をする際に明確な態度でいられます。その後は、今自分が望んでいることを書き留め、それを心に思い描くのです」

2.まず自分が恋を終わらせる

「幸せだった時に目を向けていると、別れが難しくなるものです。相手と別れる強さを得たいなら、その思いを捨てることです。そして、つき合っていた間の最もネガティブな瞬間を5つ選びましょう。その時に何を見て、何を聞き、何を感じたか、思い出して、そのプロセスを繰り返します」

3.親切に、でも厳格に

「別れは宣告される側にとって極めて苦痛なものであるのはもちろん、切り出す方にとってもそうなのです。距離を置こうとする時は、相手に親切かつ礼儀正しくすること。ただし、関係の境界線を厳しく定めないと、相手はあなたの真意を汲み取ることができず、別れが先延ばしになります」

4.相手が自分にとってどれくらい大切か見極める

「あなただけが、あなたにとってのパートナーの重要性を決められるのです。別れの席では、一緒にディナーをとるべきか、コーヒーを片手に5分で終わらせるか、4文字のメッセージで十分か、ともに最後の一夜を過ごすか? こればかりは、自分で決めるしかないのです」

5.前を向く

「別れた後にはどんな自由が待ち受けているか、考えてみましょう。幸せな気持ちになるような想像を膨らませるのです。明日の経験はいつだって、今日考えたことから生まれるものです」

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:mayuko akimoto

COSMOPOLITAN US