愛の物語に注目♡世界のプリンセスのゴージャスな婚約指輪23
グレース・ケリーから、新婚のベアトリス王女まで!
二人の愛情や絆、決意が形となって表れるエンゲージメントリング。大切な思い入れがあるものだからこそ、「唯一無二の特別なものにしたい」と思うのはロイヤルファミリーたちも同じよう。そこで今回は、世界のプリンセスたちの個性あふれる婚約指輪と愛の物語をお届け♡
グレース・ケリー(モナコ)
モナコ大公のレーニエ3世が女優グレース・ケリーにプロポーズしたときの指輪は、ルビーとダイヤモンドをあしらった「カルティエ」のエタニティリング。
ところがその後、同ブランドのもっと大きなダイヤ(10.4カラットのエメラルドカット)に替えることに。「大きく行け、でなければ帰れ」という大公自らの信条にかなっていない、と思いなおしたのだそう。
ちなみにグレースの実家は、200万ドル(当時の日本円で7億超えとされている)もの持参金を出したそうで、ロイヤルウエディングも楽じゃない!?
マーガレット王女(イギリス)
写真家のアンソニー・アームストロング=ジョーンズがマーガレット王女に贈った婚約指輪は、バラのつぼみをかたどったルビーとダイヤモンド。このデザインに決めた理由が可愛らしく、マーガレットのミドルネームが「ローズ」だからだそう。
ダイアナ妃とキャサリン妃(イギリス)
チャールズ皇太子はダイアナ・スペンサー伯爵令嬢との婚約に際し、家に代々伝わる指輪ではなく、王室御用達のジュエラー、<GARRARD(ガラード)>からサファイアとダイヤの指輪を購入したそう。
「エリザベス女王がよく身につけている有名な、ヴィクトリア女王から受け継いだサファイアのブローチがあります。これを元に婚約指輪が作られることになったんです」という事情が<Marie Clare>への独占インタビューで明らかに。
「チャールズ皇太子は女王がいつもこのサファイアのブローチをつけているのを見ていた。同じくガラードが製作したものです。店に行って指輪を目にした彼は、これこそぴったりだと思ったのでしょう」
やがてこの指輪はダイアナ妃の息子ウィリアム王子がケイト・ミドルトン(現ケンブリッジ公爵夫人)に贈ることになります。
ソラヤ王妃(イラン)
イラン皇帝レザー・パフラヴィーとソラヤ妃との結婚式は壮大なスケールだったそう。それに一役買ったのが、ハリー・ウィンストンの、燦然と輝く巨大な22.37カラットのダイヤモンド。その大きさは目がくらむほど!
皇帝は彼女にたった一度会っただけで結婚を申し込んだとか。完璧にノックアウトされたよう。
レティシア王妃(スペイン)
スペインのフェリペ6世が、ジャーナリストのレティシアにプロポーズして贈った指輪はかなりユニーク。ダイヤモンドの一粒石ではなく、並んだダイヤをホワイトゴールドの輪でサンドイッチしたデザイン。
アン王女(イギリス)
英王室の伝統にならい、最初の夫マーク・フィリップ陸軍少尉からサファイアとダイヤモンドの指輪を贈られた、エリザベス女王の長女・アン王女(写真)。王女はティモシー・ローレンス海軍中佐との二度目の婚約でも、サファイアとダイヤの指輪を受けとったそう。
マリー・カヴァリエ(デンマーク)
愛国的指輪といえば、デンマーク王室の次男の場合も同様。ヨアキム王子はマリーに、彼女の母国であるフランス国旗の色の指輪を贈ったそう。婚約発表の席で彼女はこの選択について「これでフランス的なものをちょっと残せるわ」と説明したとか。
ヴィクトリア 王太子(スウェーデン)
民間出身のダニエル・ベストリングがスウェーデンのヴィクトリア王太子に贈った婚約指輪は、一粒ダイヤをあしらったホワイトゴールド。とてもシンプルでクラシックなもので、カール16世グスタフの王室公式ジュエラーによるデザインだそう。
ヨーク公爵夫人セーラ(イギリス)
セーラ・ファーガソンに、ビルマ・ルビーの指輪を贈ったアンドリュー王子。これは王室御用達のジュエラーである<GARRARD(ガラード)>に相談してデザインしたもので、彼女の髪の色にマッチするよう選ばれたそう。
コーンウォール公爵夫人カミラ(イギリス)
チャールズ皇太子がカミラに贈ったのはエリザベス王太后のものであったゴージャスなアール・デコの指輪。もともとはエリザベス2世の誕生を記念して王太后にプレゼントされた、王室の歴史上でも意義ある品だそう。
タチアナ妃(ギリシャ)
ギリシャのニコラオス王子がタチアナ・ブラトニクに贈ったサファイアの婚約指輪は、母のアンナ=マリア王妃から贈られた宝石を使ったもの。
この宝石は元々王妃が、両親であるデンマーク王フレゼリク9世とイングリッド王妃からプレゼントされたのだそう。
ベアトリス王女(イギリス)
エリザベス女王の孫であり、ユージェニー王女の姉であるベアトリス王女は、2019年9月のイタリア旅行中に、恋人で実業家のエドアルド・マペッリ・モッツィにプロポーズされ、2020年7月に結婚。
エドアルドは、ジュエラーのショーン・リーンと共に指輪のデザインを考えたそう。大きなラウンドカットダイヤモンドのサイドに2つ、そしてバンドにも無数のダイヤモンドが装飾されていています。
メーガン妃(イギリス)
ヘンリー王子がメーガン妃に贈ったのは、3カラットのクッションカットダイヤモンドが輝く婚約指輪。
ちなみに、中央のダイヤモンドは王子がボツワナで購入したもので、両脇のダイヤモンドは亡きダイアナ妃のコレクションとのこと!
2019年の春にリフォームされ、イエローゴールドのアームが、マイクロパヴェが敷き詰められたアームに変わったそう。
ユージェニー王女(イギリス)
2018年1月、ジャック・ブルックスバンクはユージェニー王女にニカラグアでプロポーズ。ダイヤモンドに囲まれた赤色のパパラチアの婚約指輪を贈りました。
ユージェニー王女はその日のことを、「湖がとても綺麗でした。その光は、今まで見たことがない特別な光でした」と振り返りました。
マルグレーテ2世(デンマーク)
美貌とファッションセンス、親しみやすさで世界中から愛されている、デンマークのマルグレーテ2世(女王)は、外交官だったアンリ・マリ・ジャン・アンドレ・ド・ラボルド・ド・モンペザと1967年に結婚。
婚約指輪は、2つの石を持つ“トワ・エ・モワ”スタイルの指輪で、イエローゴールドのアームに2つのスクエアカットのダイヤモンドが重なり合っています。