世界的人気を集める韓国出身の7人組ボーイズグループBTSが7月24日、韓国の報道番組『SBS 8ニュース』に出演し、インタビューに応じた。

今年リリースした「Butter」と「Permission to Dance」が世界で大ヒット中のBTS。「PTD」とも略される新曲「Permission to Dance」が米ビルボードの「HOT100」チャート(7月24日付)で初登場1位を記録し、6月5日から7週連続で同チャートの1位をキープしていた「Butter」からの“バトンタッチ”に成功!

「HOT100」で7週間以上トップの座を守ったアーティストが、自身の違う楽曲で1位のバトンを繋いだのは2018年7月のドレイク以来、3年ぶり。歴代ではBTSを含め3組のみで、グループとしては62年のビルボード史上、初めてのことなのだそう。

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BTS (방탄소년단) 'Permission to Dance' Official MV
BTS (방탄소년단) 'Permission to Dance' Official MV thumnail
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まさに前人未到の記録を打ち立てているBTS。『SBS8ニュース』での対談では、エド・シーランが作曲に参加した「Permission to Dance」に込めた思いについて、リーダーのRMは次のように語った。

「もちろん『Butter』もそうですが、特に今回の曲は悩みも多かったですし、私たちでたくさん話し合いました。直訳したら“ダンスをすることへの許可”という意味の楽曲名もユニークです。エド・シーランがプレゼントしてくれた曲ですが、歌を聴きながらとても今の時代に合っていると思いました」
「(コロナ禍は)人と会ったりやみんなで集まったりするのが難しく、生活において多くのことが制限されています。その中でふと、ダンスを踊ることにまで許可が必要な状況なのだろうかと思ったんです」
「私たちは、公演をしながら多くの人が集まって一緒に歌を聴きながら踊って、ジャンプをする姿が見たい。だから家の中くらいは自由に踊ってもいいじゃないかという、最後の願いを込めながらレコーディングに臨みました。いつかはみんなで集まってダンスを踊れる日が来たらいいなと強く願っています」
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「Permission to Dance」は、国際手話を取り入れた振り付けでも話題に。すぐれたダンスの実力で“振り付けチーム長”というニックネームを持つJ-HOPEは「希望にあふれたメッセージを込めて、私たちも自由奔放でエネルギーに満ち足りた姿を見せようと思いました」とコメント。

振り付けを説明しながら、SNSでブームになっている「Permission to Dance」チャレンジについてもトークを展開した。

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BTS の #PermissiontoDance チャレンジに参加しよう
BTS の #PermissiontoDance チャレンジに参加しよう thumnail
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「全世界の多くの人々たちのポジティブなエネルギーや癒し、希望になりたいという思いから国際手話を取り入れました」
「(PTDチャレンジは)世界中の皆さんに楽しくダンスを踊ってもらえたらという願いから始めました。公演では、観客の皆さんとのコミュニケーションから得られるエネルギーがあるのですが、長期化するパンデミックの中で私たちもその部分に対する渇きがあったと思います」
「今回のチャレンジを通じて、皆さんと一緒に楽しみながらその渇きを解消して、よりポジティブなエネルギーをお届けしたいです」

約45分間に及ぶインタビューを通じて、世界中のファン・ARMYに思いを伝えたBTS。この模様は『SBSニュース』の公式YouTubeチャンネルで配信されているので、見逃した方はぜひチェックしてみて!