今月26日、韓国メディア<ヘラルド経済新聞>が、韓国の食品メーカーである三養食品株式会社の成功と、米大型スーパーマーケット「コストコ」「ウォルマート」との取引獲得の背景にBTS・ジョングクの存在があると報じたことから、ジョングクの過去の言動が改めて注目を集めています。

インスタントラーメンを主力商品とする三養食品株式会社が世界進出を果たし、売上を大きく伸ばした主な成功要因の一つが、「ホットチキン味ラーメン(ブルダックポックンミョン)」の海外での人気の高まり。

韓国では予てより不動の人気を誇っていた同商品でしたが、ジョングクがWeverseでファンに紹介したことで世界中のファンへも波及していったといいます。

ジョングクが披露したのは、「ブルダックポックンミョン」と、別のパックラーメン「ノグリ」を合体させた「ブルグリ」レシピ。公開するりや否や、Xのリアルタイムトレンド1位に上がるほどに拡散され、「ノグリ」の発売元である韓国の食品メーカー農心はブルグリレシピがSNSで流行ると同時に、商標権保護のために商標出願を申請したほど。

また、三養食品株式会社の業績はジョングクによる影響で米国の主要市場への輸出が増加傾向にあると予想されるほか、2024年5月までに生産能力を30%以上拡大し、米国市場で新たな顧客にリーチする計画とのこと。

<ヘラルド経済新聞>の報道を受け、音楽のみならず、衣服や食品など幅広いカテゴリーに影響を与えているジョングクの力を賞賛する声がファンの間で寄せられています。