国を動かすアメリカの大統領たちは、ホワイトハウスでどんな食事をしているの? そんな疑問に、ホワイトハウスの元シェフがインタビューで回答。
▲シェフを務めたアンドレ・ラッシュさん
クリントン元大統領、ブッシュ元大統領、オバマ元大統領、トランプ前大統領のシェフを務めたアンドレ・ラッシュさんは、『Insider』に歴代大統領たちの食事についてこう話した。
「コンフォート・フード(懐かしの味、家庭料理)が嫌いな大統領はいませんでした」
「ホワイトハウスにいると、食べたいものはなんでも食べられます。だけど、どの大統領も、食べるとホッとするような食事を楽しんでいましたね」
トランプ前大統領はファストフードが大好物
ラッシュさんによるとトランプ前大統領は、アメリカンなコンフォート・フードが好きなタイプ。ホワイトハウス特製のものよりも、ファストフードのハンバーガーやタコスサラダを好んだそう。
「トランプ前大統領は食べ物に関して批判されることも多かったですが、アメリカンなコンフォート・フードを毎日食べていたわけではありませんでした」
オバマ元大統領は甘党
オバマ元大統領はパイが好きで、ホワイトハウスの元パティシエ、ビル・ヨセスさんが作るアップルパイが特に大好物!
だけど家族で特別な日に楽しむのは、レッドベルベットケーキ(真っ赤なスポンジ生地と、白いクリームのアメリカで定番のケーキ)だったとラッシュさんは話した。
「ミシェル・オバマ夫人がレッドベルベットケーキが大好きで、家族の誕生日の定番でしたね」
ブッシュ元大統領はソースにこだわりあり
テキサスに縁のあるブッシュ元大統領は、大のバーベキュー好き。お気に入りのバーベキューソース「Eddie Deen BBQ Sauce」は、2度の大統領就任式での食事で提供されたのだとか。さらに在任中は、ソースをゲストにプレゼントすることもあったそう。
大統領としての仕事を円滑に進めてもらうために、彼らが空腹状態にならないようにしてきたというラッシュさん。大統領の活躍の裏には、ホワイトハウスのスタッフの万全なサポートがあったよう。