2020年の「ジョージ・フロイド事件」をきっかけとした#BlackLivesMatter運動、2021年のアジア系住民へのヘイトクライムに対抗する#StopAsianHate運動などが、日本を含む世界の様々な場所でうねりを巻き起こし、人種差別問題はSNSやメディアでも大きく取りあげられています。
そこで「Hearst Contents Hub」から、セレブや活動家たちが発してきた数々のパワフルなメッセージをお届け。耳を傾け、この根深い問題について今一度考えてみよう。
カマラ・ハリス
「私たちの国に存在する、組織的な人種差別を解決するのはアメリカ人一人ひとりの義務です。横にいて、徐々に変わっていくのを待っていることはもうできません。このような時に沈黙していることは、共犯者になることです」
2020年、『コスモポリタン』への寄稿にて。
リアーナ
「アトランタで起きた事件は残酷で痛ましい事件でしたが、決して珍しいことではないのです。アジアコミュニティのことを考え、胸が張り裂ける思いです。ヘイトはやめなければなりません」
2021年、Instagramにて。
レディー・ガガ
「黒人コミュニティへ愛を示さなければなりません。特権を与えられたコミュニティとして、人種差別と戦い、それによって殺されている人々のために立ち上がるという行動を私たちは十分に行っていません。私は悲しみと怒りを感じています」
2020年、Instagramにて。
クロエ・ジャオ
「一つの視点からばかり物語が語られるというのが、続くはずはない。どんなことでもやがてはバランスを取るようになるというのが、自然の秩序だと思うわ」
2021年、『ハーパーズ バザー』のインタビューにて。
ナタリー・ポートマン
「これまでずっと警察は私に安心感を与えてくれるものでした。でもそれこそまさに白人の特権そのもの。黒人の友達、その家族や近隣の人たちには全く逆です。もっともな理由を掲げて、彼らに恐怖を与えるものなのです」
2020年、Instagramにて。
カーディ・B
「誰かにひどい怒りを抱くのはやめにしない? 一度でいいから人生のこの瞬間に、一つの人種になってみよう。神様から見たら結局、全員同じなんだよ」
2021年、Instagramにて。
ウィル・スミス
「人種差別者や人種差別は愚かだという印象を持って育ってきました。彼らから知性を感じたことはありません。人種差別にははっきりとした悪意より無知が蔓延しています。だから教育が大切なのです」
2021年、政治系ポッドキャスト番組『Pod Save America』にて。
カーラ・デルヴィーニュ
「沈黙は同意だ」
2020年、Instagramにて。
オークワフィナ
「今は分断よりも団結のために戦うとき。憎しみよりも共感と理解を」
2021年、Instagramにて。
ベラ・ハディッド
「私はずっと人種差別について話を聞いています。理解し、自分を教育しています。今週、友人が怪我したり命を落としたりしていないか連絡をとっています。もし今日、連帯して立ち上がらないのなら、私をフォローしないで」
2020年、Instagramにて。
ミシェル・オバマ
「残酷な仕打ちをしたり、いじめっ子のように振る舞ったりする人がいても、あなたまで彼らのレベルに合わせて品位を落とすことはありません。彼らが低い場所を行くのなら、我々は高いところを行くのです」
2016年、民主党全国大会にて。
ビヨンセ
「あなたと違う人のために闘うことは、美しいことです」
2020年、全米の卒業生へのメッセージにて。
ビリー・アイリッシュ
「今は何百年もわたって続いてきた、黒人に対する迫害をどうにかしないといけない時。#BlackLivesMatter っていうスローガンは、黒人以外の命は大切ではないっていうことじゃない。この社会が、明らかに黒人の命は大切にしてないってことに注目するためのものなんだよ!」
2020年、Instagramにて。
オプラ・ウィンフリー
「優れていることは、人種差別や性差別に対する最大の抑止力となります。あなたが優れていれば、世界はそれに気づきます」
2001年、NYのThe Young Women's Leadership Schoolでのスピーチにて。
ジェニファー・ロペス
「私たちは、今ある恐れと憎しみを消さなくては。人々の命ではなく」
2020年、Instagramにて。
ハリー・スタイルズ
「“レイシストにならないこと”では不十分なんだ、僕たちは“反レイシスト”にならなくては。社会が動いて初めて、変革がもたらされる」
2020年、Instagramにて。
リゾ
「人種差別を証明しろと誰かに求めることは、抑圧する側の人間が、私たちを疎外し、おとしめるために使うツールよ」
2019年、Twitterにて。
リル・ナズ・X
「この暴動やプロテストの状況は、学校にいるいじめられっ子に似ている。彼らがいじめられている時は何も言わないのに、やり返してくると動揺する。彼らがいじめられている時にあなたが声を上げていれば、彼らはやり返す必要はなかった。沈黙は、共謀と同じなんだ」
2020年、Twitterにて。
ローザ・パークス(公民権運動活動家)
「差別はまだなくなっていません。でも、子どもたちが将来何と対峙することになるかは、私たちの世代にかかっているのです」
1998年、TVコメンテーターとの対談にて。
ジェーン・エリオット(教師/反人種差別活動家)
「差別主義者の人は、愚かなのではなく無知なのです。無知への答えは、教育です」
2017年、NBCのインタビューにて。