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ストリーミング映画、女性、黒人やアジア人らの躍進に期待!
「第93回アカデミー賞」のノミネーションが3月15日(現地時間)に発表され、かつてない数の女性たちが候補に挙げられたことに、注目が集まっています。なんと、76の賞の候補に、70人の女性たちが選ばれたとのこと。
『マ・レイニーのブラックボトム』で主演女優賞にノミネートされたヴィオラ・デイヴィスは、今回が4回目のノミネート。オスカー史上最も多く候補に指名された黒人女優となりました。黒人でノミネート回数が最も多いのは、8回のデンゼル・ワシントン。また、今回は初めて、監督賞の候補に『ノマドランド』のクロエ・ジャオと、『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネルの女性2人が含まれています。
過去にアカデミー賞の監督賞候補となった女性は、以下の5人のみ。女性はこの賞から「締め出されている」ともいわれてきた。実際に受賞した監督は、キャスリン・ビグロー1人にとどまっているそう。
・リナ・ウェルトミューラー(『セブン・ビューティーズ』、1976年)
・ジェーン・カンピオン(『ピアノ・レッスン』、1993年)
・ソフィア・コッポラ(『ロスト・イン・トランスレーション』、2003年)
・キャスリン・ビグロー(『ハート・ロッカー』、2009年)
・グレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』、2017年)
ただ、黒人の女性監督は、今回も候補に含まれていません。レジーナ・キングは今年、初監督作品の『あの夜、マイアミで』でゴールデン・グローブ賞の監督賞に挙げられていたけれど、それでもプリヤンカー・チョープラーとニック・ジョナスが発表した今年のノミネートは、最も多様性を感じられるものになったと報じられています。
『バラエティ』誌は、スティーヴン・ユァン(韓国系米国人)、リズ・アーメッド(パキスタン系英国人)、チャドウィック・ボーズマン(アフリカ系米国人)など、白人以外の俳優9人がノミネートされていることを指摘。
授賞式の模様は4月25日(現地時間)、米『ABC』で放映の予定。従来の会場であるハリウッドのドルビー・シアターに加え、LAのユニオンステーションなど複数の会場で、対面で開催されることになっています。そこで今回は「Hearst Contents Hub」から、主なノミネート作品と俳優をご紹介。
・『ファーザー』
・『Judas and the Black Messiah(原題)』
・『Mank/マンク』
・『ミナリ』
・『ノマドランド』(写真)
・『プロミシング・ヤング・ウーマン』
・『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』
・『シカゴ7裁判』
・トマス・ヴィンターベア(『Another Round』)
・デヴィッド・フィンチャー(『Mank/マンク』、写真)
・リー・アイザック・チャン(『ミナリ』)
・クロエ・ジャオ(『ノマドランド』)
・エメラルド・フェネル(『プロミシング・ヤング・ウーマン』)
・ヴィオラ・デイヴィス(『マ・レイニーのブラックボトム』、写真)
・アンドラ・デイ(『ジ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ』)
・ヴァネッサ・カービー(『私というパズル』)
・フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド』)
・キャリー・マリガン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』)
・リズ・アーメッド(『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』)
・チャドウィック・ボーズマン(『マ・レイニーのブラックボトム』、写真)
・アンソニー・ホプキンス(『ファーザー』)
・ゲイリー・オールドマン(『Mank/マンク』)
・スティーヴン・ユァン(『ミナリ』)
・マリア・バカロヴァ(『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)
・グレン・クロース(『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』)
・オリヴィア・コールマン(『ファーザー』)
・アマンダ・サイフリッド(『Mank/マンク』、写真)
・ユン・ヨジョン(『ミナリ』)
・サシャ・バロン・コーエン(『シカゴ7裁判』、写真中央右)
・ダニエル・カルーヤ(『Judas and the Black Messiah(原題)』)
・レスリー・オドムJr.(『あの夜、マイアミで』)
・ポール・レイシー(『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』)
・ラキース・スタンフィールド(『Judas and the Black Messiah(原題)』)
・『続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』(写真)
・『ノマドランド』
・『あの夜、マイアミで』
・『ザ・ホワイトタイガー』
・『プロミシング・ヤング・ウーマン』(写真)
・『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』
・『シカゴ7裁判』
・『ミナリ』(写真)
・『この茫漠たる荒野で』
・『ザ・ファイブ・ブラッズ』
・『ソウルフル・ワールド』
・『Io Sì (Seen)』 (『これからの人生』)
・『Husavik』 (『ユーロビジョン歌合戦 ~ファイア・サーガ物語~』、写真)
・『Fight For You』 (『Judas and the Black Messiah(原題)』)
・『Speak Now』( 『あの夜、マイアミで』)
・『Hear My Voice』( 『シカゴ7裁判』)
・『エマ.』
・『マ・レイニーのブラックボトム』
・『ムーラン』(写真)
・『ピノキオ』
・『TENET テネット』
・『この茫漠たる荒野で』(写真)
・『ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-』
・『エマ.』(写真)
・『ファーザー』(写真)
・『Judas and the Black Messiah』(写真)
・『ムーラン』
・『ラブ・アンド・モンスターズ』
・『ミッドナイト・スカイ』(写真)
・『ゴリラのアイヴァン』
・『グレイハウンド』(写真)
・『Collective』
・『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』(Netflixにて配信中)
・『老人スパイ』(写真)
・『オクトパスの神秘: 海の賢者は語る』
・『Time』
・『Colette』
・『A Concerto Is a Conversation』
・『Do Not Split』
・『Hunger Ward』
・『ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~』(写真)
・『Another Round』(デンマーク)
・『Quo Vadis, Aida?』(ボスニアヘルツェゴビナ、写真)
・『Better Days』(香港)
・『Collective』(ルーマニア)
・『The Man Who Sold His Skin』(チュニジア)
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