家族に捧げたものも!レディー・ガガの「美しきタトゥー」24
数多くのタトゥーを体に刻んでいるガガ。自身の曲にちなんだタトゥーや、ファンを想って入れたものも♡
歌手活動だけでなく、最近は女優としても大活躍中のレディー・ガガ。「タトゥーを入れるのは左半身のみ」と父と約束していたことも、ファンの間では有名な話。けれど2014年からは右半身にも入れ始め、今では数多くのタトゥーが体に刻まれているよう。
そこで本記事では、レディー・ガガが刻んだ24の「タトゥー」をご紹介!自身の曲にちなんだタトゥーや、ファンを想って入れたものも♡
ケルビム
2012年、グッゲンハイム美術館で行われたガガの香水ブランド「Fame」のローンチイベント。そこで何千人ものファンの前で完成したのが、髪の毛を刈り上げないと見えない、ケルビムのタトゥー。
このデザインについて、タトゥーアーティストのマーク・マホーニーは「(イタリア系アメリカ人である彼女の)イタリアの伝統にちなんで入れた」とコメント。
リオ
ガガが首元に刻んだタトゥーはケルビムだけではなく、「i」を十字架に見立ててリオデジャネイロへの敬意を示したデザインも。
2012年にこのタトゥーを入れた彼女は、自身のTwiterでこうツイート。
「RiO。世界中のモンスターたち、あなたは毎日私にインスピレーションを与え続けています。あなたは無限の可能性がある海のよう。このフォントは、地域も年齢も異なる3人のファンのサインから生まれました。音楽は、私たちを一つにしてくれるものだと表現しています」
モンスターの手
ファン思いでも知られているガガは、2014年ハンブルクを訪れた際に背中の左側に大きなモンスターの手をゲット。
その後彼女は、掲示板型ソーシャルニュースサイトの<Reddit>にて「今回入れたタトゥーが今までで一番お気に入り」と明かしています。
「このモンスターの手は、毎晩観客席で手を高く上げているファンの象徴です。このタトゥーには、私たちが共有する忠誠心、献身、そして強さという意味があり、大切にしています。私はそれらを象徴するタトゥーを、永久的に刻みたいと思っていたのです」
Mother Monster
少し見づらいけれど、2014年には“Mother Monster”という言葉を脇下に刻んだガガ。
このときイギリスのマンチェスターにガガは、「モンスターの手」も手掛けたエリック・ゴンザレスをロサンゼルスから呼び寄せて、入れてもらったのだとか!
ライナー・マリア・リルケの詩
2009年に来日した際には、ライナー・マリア・リルケの詩集「若い詩人への手紙」の一節を入れていたよう。
左腕の内側に刻まれたこのタトゥーはドイツ語で書かれており、あるインタビューではその意味についても告白。
「真夜中に自分の心に問いかけてみて下さい。書くことを禁じられたら死ぬしかないのかと。自分の心の奥深くまで掘り下げて自問するのです。私は本当に書かなければならないのかと」
Little Monsters
ガガがファンを思って入れた3つ目のタトゥーは、“Little Monsters”の文字。2010年、左肘の内側近くにタトゥーを刻んだ彼女は、自身のTwitterでこうツイート。
「昨夜、私がしたことを見てください。マイクを握る腕に、リトルモンスターを永遠に」
12-18-1974
リルケの詩の近くには、よく見ると他のタトゥーも。
“12-18-1974”と描かれたこのタトゥーは、当時19歳という若さでループス(全身性エリテマトーデス)によって亡くなった、彼女の叔母であるジョアン・ステファニー・ジャーマノッタを称えたもの。
またガガの叔母は、アルバム『Joanne』のインスピレーション元になっていることでも有名!
Joanne
2016年には、叔母を称える2つ目のタトゥーを入れたガガ。アルバム『Joanne』をリリースした後、左腕の内側に叔母が書いたサインを刻んだ彼女は、自身のInstagramでこうコメントしています。
「『Joanne』という文字を腕に入れました。叔母の実際のサインをね。父も同じタトゥーを入れていて、彼の肩には叔母という天使がいるんです」
Dad
家族思いのガガの肩には、ハートの中に“Dad”という文字が刻まれた父ジョー・ジャーマノッタに捧げたタトゥーもあるよう。
これは2009年に、父が心臓手術を無事終えた後に入れたタトゥーなんだとか。
ネズミ
叔母や父に多くのタトゥーを捧げてきたガガ。もちろん、彼女の妹ナタリー・ジャーマノッタを意味するタトゥーもあるよう。
2013年には、左肘上に縫い針と糸を持ったネズミのタトゥーをゲット。ネズミは妹のニックネーム“マウス”、縫い針と糸はファッションデザイナーとしての妹のキャリアにちなんでいるとのこと。
Haus
ネズミのタトゥーを入れた3年後の2016年には、その上に“Haus”という文字をゲット。
このタトゥーは、これまでガガのシグネチャールックを手掛けてきたクリエイティブチームである「Haus of Gaga」の10周年を祝して刻まれたよう。
Tokyo Love
ガガとクリエイティブチームは、“Haus”の他にも“Tokyo Love”というマッチングタトゥーを入れているんだとか。
2009年に、写真家の荒木経惟とのボンデージをテーマにした撮影の後に同タトゥーを入れたガガ。インタビューでは、このように語っていたよう。
「彼に撮影してもらった初めてのアメリカ人女性で、ポップアーティストの中では歌手のビョークに次いで2人目であることを光栄に思います。彼はポラロイドに“Tokyo Love”と書いてくれて、私とクリエイティブチームは、そのお祝いとして彼のサインをタトゥーにしました」
デイジー
同じく左肩には、3つのデイジーのタトゥーがあるけれどその意味については、まだ明らかになっていないんだとか!
性的暴行サバイバーのシンボル
2015年、性的暴行に関するドキュメンタリー作品『ハンティング・グラウンド』のために、「Till It Happens to You」をダイアン・ウォーレンと共同で作曲。
その後アカデミー賞授賞式に出席したガガは、性的暴行サバイバーたちと一緒にパフォーマンスを行ったことでも話題に。
またこのシンボルは、サバイバーの一人であるジャッキー・リン氏がデザインしたもので、授賞式の前にガガ含め約20人ものサバイバーたちが同じタトゥーを入れたという。
錨
デヴィッド・ボウイ
錨のマークの下には、伝説のロックスターであるデヴィッド・ボウイの肖像画を刻んだガガ。2016年、彼が亡くなった1カ月後に入れたタトゥーで、同年のグラミー賞授賞式にて彼を称えたパフォーマンスを行う前日に完成したんだとか。
デヴィッドのカバーアルバム『Aladdin Sane』を制作した際には、Snapchat上で「デヴィッド・ボウイは、私の人生を変えた」と語ったことも。
バラ
デヴィッド・ボウイの下には、人気タトゥーアーティスのキャット・ヴォン・Dがデザインをしたバラが♡
このタトゥーは、ファーストアルバムが発売される以前からあったそうで、ト音記号のタトゥーをアップデートするために刻まれたんだとか。
ト音記号
バラのタトゥーをよく見て見ると、腰の真ん中あたりにト音記号のタトゥーがあるのがわかるはず。このタトゥーは、偽のIDを使って17歳のときに初めて入れたことでも有名。
けれどタトゥーに対する両親の反応は微妙だったそう…。
「私が初めてタトゥーを入れたとき、両親は心臓発作を起こしました。それから、二人にタトゥーを入れると事前に言わなかったことに罪悪感を感じて、私も心臓発作を起こしてしまったんです。私たち家族は本当に似ています」
ピースサイン
そんなガガがト音記号のあとに入れたタトゥーは、左手首にあるピースサイン。これは2006年に刻まれたもので、ジョン・レノンからインスピレーションを受けたんだとか。
2012年、ジョンに敬意を表した授賞式「Lennon Ono Grant for Peace」でスピーチしたガガは、こう語りました。
「このピースサインを入れたのは、19歳のとき。ジョンほどじゃなくても、もし私が大勢の注目を集められるようになったら、自分の声から思いやりを育むことに専念しようと思って体に刻みました」
ユニコーン
セカンドアルバム『Born This Way』のリリースを記念して、左太ももに同曲の歌詞が入ったユニコーンのタトゥーを刻んでいるガガ。
ラジオトークショー『The Official Big Top 40』に出演した際には、自身が幼い頃に好きだったキャラクターのマイリトルポニーからインスピレーションを受けたと告白。
「生まれながらにして不思議な力を持っていることで、“馬の世界では馴染めない生き物”というところに、私は夢中だったんです」