レディー・ガガは本物のスター。それは疑いようのないこと。グラミー賞、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞を手にし、大規模な契約を結び、彼女の歌声は聴く者の心を震わせています。

10年以上前から世界的に活躍しているガガは、エンターテインメントの聖地であるラスベガスで常設公演を行い、演技で高く評価され、メイクアップライン(Haus Laboratories)を展開し、様々なスポンサー契約を結ぶことで、キャリアと資産を築いてきました。

ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ(ガガの本名)が初めてピアノに触れたのは4歳のとき。バイオグラフィーによれば、彼女は14歳のときにニューヨークのナイトクラブで初めてパフォーマンスしており、ここから彼女の音楽のキャリアは飛躍していくことに。肉ドレスに身を包み、巨大な卵から生まれるパフォーマンスで世間の度肝を抜いていた時代から彼女が歩んできた道のりを振り返ります。

(※1ドル=130円で計算 )

正真正銘のスーパースターであるレディー・ガガの純資産はいくら?

「セレブリティ・ネット・ワース(CelebrityNetWorth)」は、レディー・ガガの純資産を3億2000万ドル(約416憶円)と推定。

幅広い分野で活躍する彼女の収入源は以下の通り。

映画『ジョーカー』第2弾への出演が決定

DCコミックスを代表するスーパーヴィラン、その誕生の物語を描く映画『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux(原題)』に、ガガの出演が決まりました。

彼女が演じるのは、ジョーカーの相手役となるスーパーヴィランのハーレイ・クイン。今年のバレンタインデーにはガガと監督のトッド・フィリップスが場面写真を初公開し、注目を集めました。

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1作目の大ヒットを受け、<VARIETY>誌は2作目でホアキンが得る出演料を2000万ドル(約26億円)と推定。正式な金額は明らかになっていませんが、ガガも高額な出演料を手にすると予想されています。

『Joker: Folie à Deux(原題)』は2024年10月4日に全米公開予定。

大作映画で活躍

代表作とも言えるミュージカル映画『アリー/スター誕生』では、歌手としての夢を叶えるも恋人とすれ違っていく主人公アリーを熱演し、アカデミー賞主演女優賞にノミネート。

一方で、2021年に公開されたサスペンス映画『ハウス・オブ・グッチ』では、世界的ブランド「グッチ」の一族を破滅へと導くパトリツィア・レッジャーニという女性を見事に演じ切ったことで話題になりました。

また、出演はしていませんが、2022年の大ヒット映画『トップガン マーヴェリック』では主題歌を担当し、「アカデミー賞歌曲賞」にノミネートされています。

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Lady Gaga - Hold My Hand (From “Top Gun: Maverick”) [Official Music Video]
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2019年にはラスベガスで数百万ドルを稼ぐ

延長公演が決まるほど人気を博したラスベガスの常設公演。<VARIETY>誌によれば、公演1回あたりの収入は100万ドル(約1億3000万円)以上とのことで、ガガは全公演で1億ドル以上(約130億円)を稼いだといいます。

セリーヌ・ディオンやエルトン・ジョン、ブリトニー・スピアーズのようなトップスターたちでさえ、一晩で50万ドルを超えることはないと<ビルボード>誌は述べますが、ガガの他のツアーの売上が2億ドル(約260億円)を超えていることを踏まえれば、彼女にとって特別なことではないのかもしれません。

このラスベガス公演では、ファンの男性と踊っている最中にステージから落下するハプニングに見舞われましたが、ガガは中断することなくやり遂げています。

preview for Lady Gaga FALLS Off Stage After Fan Dances With Her Onstage!

延長された2020年春公演は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによって中止を余儀なくされましたが、2021年に再開され、2022年には無事開催されました。

ツアーチケットの売上は9桁以上

彼女の主な収入源の一つが、音楽ツアー。<The Hollywood Reporter>によれば、2012年から2013年の『Born This Way』ツアーは全98公演で1億2500万ドル(約163億円)を売り上げたといいます。

また、2009年から2011年にかけて行われた「Monster Ball」ツアーは、全201公演で2億2700万ドル(約351億円)と<The Guardian>が伝えました。

さらに、2017年から2018年の「Joanne」ツアーは全60公演と他のツアーよりも小規模でありながら、<ビルボード>誌によればチケット売上で9500万ドル(約123億円)を稼いだとのこと。

2020年には、6枚目のオリジナルアルバム「Chromatica」をリリース。2022年にはこのアルバムを引っ提げて『The Chromatica Ball』ツアーを開催し、同年9月に8年ぶりとなる来日公演が実現しました。

2011年、最も影響力のあるセレブに

<フォーブス>が毎年発表する「Celebrity 100」。2011年に9000万ドル(約117億円)を稼いだガガは、最も影響力のあるセレブとして首位に立ちました。

2019年には「最も稼いだ女性アーティスト」ランキングで8位につきましたが、彼女の収入源は音楽だけではありません。

メイクアップラインでも大成功を収める

2019年7月、長年ガガを担当してきたメイクアップアーティストのサラ・タンノとともに開発し、ヴィーガンでクルエルティフリーな製品を揃えた化粧品ブランド「Haus Laboratories」を発表。

製品価格はドラッグストアとハイブランドの間くらいで設定されていて、アイライナーやリップは3000円ほどで購入できます。Amazonプライムデーで予約販売を開始すると、ベストセラートップ10にランクインするほど大ヒットしました。

2019年12月にはロサンゼルスにあるショッピングセンター「ザ・グローブ」で2日間限定のポップアップストアがオープン。開店の数時間前から大勢のファンが列を成したと<ABC7>が報じています。

<WWD>によると、最も売れたセレブのビューティーブランドとして、リアーナの「Fenty」、カイリー・ジェンナーの「Kylie Cosmetics」に次いでランクインしたといい、2020年時点で収益は1億4000万ドル(約182億円)を超えています。

また、ガガはさまざまな企業とエンドースメント契約を結んでおり、「Polaroid」、「Virgin Mobile」、「Barnes & Noble」、「Versace」、「Google Chrome」、「MAC」、「Oreo」、「Bud Light」などの広告に出演。

さらに、「Fame」と「Eau de Gaga」という2種類のフレグランスもプロデュースするなど、多彩な活躍を見せています。

マリブに所有する邸宅、そのお値段は2250万ドル

<Realtor.com>によると、2014年、ガガはカリフォルニア州のマリブにある豪邸を2250万ドル(約29億円)で購入。

土地の広さは6エーカー(約7300坪)と広大で、その中に10,000平方フィート(約280坪)の邸宅が建ち、馬小屋もあり、彼女はこの邸宅を「ジプシー宮殿」と呼んでいるのだそう。

この豪邸を購入する前は、ひと月2万2000ドル(約286万円)のニューヨーク市内のセントラルパークを見渡せるペントハウスを借りていたといいます。

ガガは、今後の展望についてオープンにしていませんが、2019年のYouTubeインタビューでは「すぐに引退することはない」と話しています。

今後も彼女の活躍から目が離せそうにない!

From Women's Health

From: Women's Health JP