放送開始から16年！『ゴシップガール』出演者たちの現在

「S」こと、セリーナ・ヴァンダーウッドセン役を演じたブレイク・ライブリー。一時期、ダン・ハンフリー役のペン・バッジリーと、プライベートでも交際していたことは大きな話題を呼びました。

その後、人気俳優のライアン・レイノルズと結婚し、2023年には第四子を出産。6人家族となり、ブレイク＆ライアンファミリーはますます賑やかになった様子！

2016年に公開された『ロスト・バケーション』や、『シンプル・フェイバー』（2018）、『リズム・セクション』（2020）など、数多くの作品で主演を務め、2024年にはベストセラー小説が基となった新作映画『It Ends With Us（原題）』が全米公開されることが決定しています。

自称“学園の女王様”だった「B」ことブレア・ウォルドーフ役を演じて、一躍有名になったレイトン・ミースター。

『The Oranges（原題）』（2011）での共演がきっかけで、『The O.C.』で知られる俳優のアダム・ブロディと結婚し、現在は二児の母に。

『ゴシップガール』出演後は、米FOXネットワークが手がけるタイムトラベルコメディ『Making History（原題）』や、米ABCのコメディ作品『Single Parents（原題）』、そしてNetflixオリジナル映画『ウィークエンド・アウェイ』（2022）などに出演。

“働くママ”ならではの苦悩をインタビューで吐露しながらも、『ウィークエンド・アウェイ』の撮影中は、舞台のクロアチアで第二子のお世話しながら仕事に臨んでいたよう！　

名門私立校では珍しい庶民派で、物語の鍵を握るダン・ハンフリーを演じたのは、ペン・バッジリー。

最近では、Netflixの人気オリジナルドラマで、衝撃の話題作となった『YOU―君がすべて―』で、ストーカー癖のある殺人鬼の主人公を熱演。2024年に公開予定のシーズン5が最終章となることが発表され、フィナーレに期待が高まっています。

また、＜ヴァラエティ＞のインタビューでは、『ゴシップガール』の撮影当時を振り返り、プライベートでもロマンスに発展したブレイクに感謝する場面も！　

「ブレイクはお酒を飲まなかったので、ある意味、僕も道を踏み外さないで済んだ」と語り、俳優として声明を得てもアルコールや薬物などに惑わされることはなかったのは、ブレイクのおかげだと告白しています。

シリーズきっての正統派モテ男、ネイト・アーチボルドを演じたのは、チェイス・クロフォード。

大人気ミュージカルドラマ『Glee／グリー』の100回目を記念するエピソードにゲスト出演したり、Amazon Prime Videoのドラマ『The Boys／ザ・ボーイズ』に出演するなど、その後も俳優業を続けている様子。

2022年に『ゴシップガール』でダン役を務めたペン・バッジリーがホストを務めるポッドキャスト番組で、チェイスがゲストとして出演。当時の刺激的なニューヨークでの暮らしや、成功の裏でメンタルヘルスに問題があったことなどについて振り返り、ペンが共感する一幕も。

超がつくほど“オレ様”なのに、実は繊細なハートの持ち主で、なぜか憎めない御曹司のチャック・バスを好演したのは、エド・ウェストウィック。

2016年に公開された米ABCの『Wicked City（原題）』では殺人鬼を見事に熱演。翌年にドラマ『スナッチ・ザ・シリーズ』もスタート。英BBC製作の『ホワイト・ゴールド』でも主演を務め、ファンたちの中では「チャックを彷彿とさせる」と話題になりました。

また、2022年には『ゴシップガール』でヴァネッサ役を演じたジェシカ・ゾアが司会を務めるポッドキャスト番組「XOXO」にゲスト出演。恋人役のブレアを演じたレイトン・ミースターについて、「彼女は素晴らしい才能の人だよ」とし、エドは次のように特別な思いを語っています。

「彼女とまた会いたいよ。僕たちはとても相性が良くて、よくお互いを笑わせていたし、時々彼女を守りたいとさえも感じたんだ。彼女が僕をより良い人間にしてくれたんだろうね」

ダンの幼馴染で、映画監督を目指していたヴァネッサ・エイブラムズを演じたジェシカ・ゾアは、当時、チャック役のエドとプライベートでも交際していたそう。

2012年に公開された映画『ザ・キングダム 砂の惑星』や、『シェイムレス』シーズン8に出演しましたが、最近のビッグニュースと言えば、2021年の1月に第一子を出産し、2022年5月にアイスホッケー選手のブラッド・リチャードソンとの婚約を発表したこと！ 　

ジェシカのInstagramには、ブラッドと元妻ローレン・ハントとの間にできた娘を含む4人の集合写真などが公開されています。

アッパー・イースト・サイダーへの仲間入りを目指した、ダンの妹ジェニー・ハンフリー役を演じたのは、アーティストのテイラー・モンセン。

『ゴシップガール』シーズン4を最後に惜しまれながらも降板しており、ロックバンド「プリティー・レックレス」ではボーカル兼リーダーとしての活動に専念！　

しかし、2022年のインタビューで、うつ病や薬物乱用に苦しんだ過去を告白。そのきっかけは、音楽家の友人クリス・コーネルや、「プリティ・レックレス」のプロデューサーであるカトー・カンドワラなどを失った悲しみによるものだという。

2021年にリリースした、通算4枚目となるオリジナル・アルバム『Death By Rock And Roll（デス・バイ・ロックンロール）』は、失ってしまった愛する人たちへのオマージュであり、「とても希望に満ちたもの」だと語っています。

セリーナの弟、エリック・ヴァンダーウッドセンを好演したコナー・パオロ。スケジュールの関係で同作をシーズン4で降板し、ヒット作『リベンジ』へ出演したことも話題に。

その後は、2015年公開の映画『デッド・フレンド・リクエスト』や、ドラマ『フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ』（2017）『レジデント 型破りな天才研修医』などの出演を経て、2023年公開の『アンブッシュ』では、重要なキャラクターを演じる予定！

セレーナの元悪友で、トラブルメーカーのジョージーナ・スパークス役を演じたミシェル・トラクテンバーグ。

2015年にティーン向けドラマ『Guidance（原題）』に出演後、『Robot Chicken（原題）』や『Human Kind Of（原題）』などのアニメで声優をつとめるなど、幅広く活躍。

リブート版『ゴシップガール』のシーズン2では、ジョージーナ役でカムバックを果たし、話題を呼んでいます。

セリーナとエリックの母親リリー・ヴァンダーウッドセン役を演じたのは、ケリー・ラザフォード。作品終了後は、『ダイナスティ』や『Being Mary Jane（原作）』など、数多くの人気テレビシリーズに引っ張りだこ！

女優としてのみならず、教育系ソーシャルアプリ「whyzzer」の共同創業者として、そして二児の母として大忙しの様子。

ダンとジェニーの父親で、リリーと交際していた過去を持つルーファス・ハンフリー役を演じたマシュー・セトル。当時、実際にリリー役のケリーと熱愛の噂をされたことも…！

そんなマシューは放送終了後、ホラー映画『呪い襲い殺す』（2014）や、ドラマ『Marshall's Miracle』（2014）、『魔念』（2016）、『ヴァレンタイン ヒーロー誕生』（2017）などでメインキャラクターを熱演しました。

Instagramの更新は2016年で止まってしまっているものの、2015年にはマリア・アルフォンシンとの間に第二子を迎えていることが確認できています。

※この翻訳は抄訳です。
Translation：YUUMI IKEUCHI
COSMOPOLITAN UK