かつて一世を風靡した大人気アイドルグループ「ワン・ダイレクション（1D）」の元メンバーで、現在はソロアーティストとして活動しているゼイン・マリク。
謎めいた部分が多い彼だけど、いったいどこでどれだけの収入を得ているのか？
トップモデルのジジ・ハディッドとの間に第1子となる女の子が誕生したいま、気になるゼインの保有資産を緊急リサーチ！
Photos: GETTY IMAGES Courtesy of Zayn Malik, Donatella Versace via Instagram From COSMOPOLITAN
「ワン・ダイレクション」のメンバーとしてデビュー
いまや伝説のバンドとなった1Dは2011年11月8日、デビューアルバム『Up All Night（アップ・オール・ナイト）』をリリースした。16カ国のチャートでナンバー1を獲得したこのアルバムは、2012年までに全世界で450万枚を販売。さらに、リリースに合わせて行ったツアーは500万ドル（約5億2600万円）以上を売り上げた。
著名人の保有資産を調査・公開するウェブサイト『セレブリティ・ネット・ワース（Celebrity Net Worth）』によれば、1Dは2010年代を通じて相当額を稼いだとのこと。
2013年6月からの1年間とその翌年の売り上げは、それぞれ7500万ドル（約79億円）、1億3000万ドル（約137億円）。世界中を回った『Where We Areツアー』の売り上げは、2億8200万ドル（約297億円）にのぼったという。
ソロアーティストとして活動を開始
ゼインは2015年、「1D」を脱退。世界中のファンたちを悲しませた。だが、翌年には初のソロアルバム『Mind of Mine』をリリース。驚くほど売れたこのアルバムは、全米アルバム・チャート「ビルボード200」のナンバー1を獲得した。これは、イギリス人の男性ソロアーティストのデビューアルバムとしては、ジョージ・マイケル以来となる快挙！
2018年には、セカンドアルバム『Icarus Falls』をリリース。同作は発売直後から爆発的に売れたわけではなかったものの、全米レコード協会（RIAA）からゴールド・ディスク認定を受けている。
農場を所有
ゼインは2015年、LAの高級住宅地ベルエアにある平屋建て住宅を310万ドル（約3億2600万円）で購入。2018年10月に350万ドル（約3億6900万円）で売りに出したが、結局は294万ドル（約3億1000万円）で売却している。
また、2018年3月にはNYのソーホー地区にある高級アパートのペントハウスを 1069万ドル（約11億2600万円）で購入。翌年7月に1080万ドル（約11億3800万円）で売りに出した。この物件に買い手がついたのは2020年1月で、売却額は945万ドル（約9億9600万円）だったとのこと。
その後、5月にはペンシルベニア州にある農場を購入していたことが報じられた。ジジの母ヨランダ・ハディッドが所有する農場に隣接する物件で、新型コロナウイルスのパンデミックで外出が制限されていた期間、ゼインはここでジジと一緒に過ごしていたそう。
クリエーターとしても活躍
ゼインは2016年10月、「ヴェルサス ヴェルサーチェ（VERSUS VERSACE）」のクリエイティブディレクターに任命され、翌年5月にコラボレーションコレクション「ZAYN X VERSUS」をリリースした。
2017年1月には、イタリアの高級シューズブランド「ジュゼッペザノッティ（Giuseppe Zanotti）」とのコラボでカプセルコレクションを発売。翌年9月には、「クープルズ（Kooples）」とのコラボによるバックパックのラインも発表している。
デザイナーブランドの商品は安くはない。つまり、ゼインはこれらのブランドとのコラボによるコレクションで、かなりの金額を稼いだと思われる。
資産の総額は？
『セレブリティ・ネット・ワース』は、ゼインの資産はおよそ6500万ドル（約68億5000万円）と推計している。
つまり、ゼインもジジも、そして生まれたばかりのベビーも、何ひとつ不自由なく暮らすことができると言って間違いなさそう！
