ディズニー・チャンネルのドラマ『シェキラ!』で2010年にデビューを果たし、それ以降も多くの話題作に出演し続けているゼンデイヤ。2020年にはエミー賞の主演女優賞を最年少で受賞した彼女が、ノミネートが発表されたばかりの第74回エミー賞でも、最年少記録を次々に更新したことが話題を呼んでいる。

HBOで『ゲーム・オブ・スローンズ』に次ぐ視聴率を叩き出し、社会現象となったドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』。

Z世代の葛藤を描くこの作品でゼンデイヤは薬物依存症のキャラクターを演じ、2020年のエミー賞では当時24歳でドラマ部の主演女優賞を史上最年少受賞。さらに、黒人女性としては2015年のヴィオラ・デイヴィスに続き、史上2人目の受賞となったことも注目されていた。

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HBO×A24×ゼンデイヤ主演『ユーフォリア/EUPHORIA シーズン2』予告編<U-NEXTにて見放題で独占配信中>
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4部門でノミネート

2022年に入り、シーズン2が放送されていた『ユーフォリア/EUPHORIA』。

7月12日(現地時間)に「第74回エミー賞ノミネート」が発表され、劇中歌のうちゼンデイヤが作詞家として参加した2曲が歌曲部門にノミネート。また、主演女優賞でもノミネートを獲得していることにより、主演女優賞に2度ノミネートされた役者として最年少記録を更新

また、『バラエティ』誌によると、演技賞と音楽賞で同時にノミネートされたのは、黒人としては2人目、そして黒人女性としては初めてのことなんだそう。

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Labrinth & Zendaya - I'm Tired (From “Euphoria” An HBO Original Series – Lyric Video)
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さらに、ドラマそのものがドラマ部門の作品賞にもノミネートをされていることで、エグゼクティブプロデューサーも務めているゼンデイヤは、ノミネートされた史上最年少のプロデューサーともなった。

喜びのコメントを投稿

今回のノミネートについて、ゼンデイヤはInstagramに喜びのコメントを投稿している。

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「最高に才能のあるキャストとクルーと共にドラマ制作でき、日々多くのことを学べていることは、私の人生のハイライトです。みなさんと一緒に働けることを誇りに思っていますし、まずはおめでとうございます! この感謝と愛の気持ちを表現する言葉を見つけられません。心を込めてありがとうございます、と言うことしかできません。私たちの番組に共感をしてくださった皆さん、ありがとうございます。みんなと作品をシェアできることは光栄なことです。この番組の成功は(脚本家)サム・レヴィンソンのハートのおかげです、いつもありがとうございます。そして、(作曲者、共同作詞者)ラビリンス、(プロダクション会社)HBOとA24は、最高にクリエイティブな共同クリエイターでいてくれてありがとう。最後に、テレビ芸術アカデミーにはこの信じられない賛辞に感謝します。またエミー賞にノミネートされましたよ!」

また、<ヴァニティ・フェア誌>の取材に対し、作詞者としてのノミネートについては、全く予想もしていなかったことだと話している。

「登場人物の感情の変化を引き立てることを目的とし、演技とは別の方法で物語を伝えるために、様々なものを作ってきました。ですので、まさか作詞者としてノミネートされるとは思ってもいませんでした。最高です」

ゼンデイヤのノミネートを含め、全部で16部門でノミネートされている『ユーフォリア/EUPHORIA』 。授賞式は9月12日(現地時間)に行われる。