ネオングリーンのヘアカラーとチョッピーなカットが印象的なパリス・ジャクソンから、1920年代のフラッパーにインスパイアされたエミリー・ラタコウスキーまで、数々のセレブたちの最新のヘアスタイルが証明しているとおり、いま最も“オールマイティ”なスタイルは、「ボブ」。
そのことを改めて示したのが、第29回SAGアワード(全米映画俳優組合賞)授賞式のレッドカーペットに登場したセレブたちです。オーブリー・プラザやゼンデイヤ、シモーナ・タバスコなどが、まさにパーティにふさわしいアレンジで、タイムレスなボブの魅力を教えてくれました。
「パーティボブ」はその名が示すとおり、より軽快で弾むような、ツヤのあるボブ。さらにサイドパート(こちらも今年の一大トレンドとなりそう)が、1950年代のレトロな雰囲気を感じさせます。
ヘアスタイリストのマーカス・フランシスは、イタリアを代表する女優、ソフィア・ローレンをイメージして、シモーナ・タバスコの「パーティボブ」を完成させたそう。Instagramでそう説明しているマーカスは、シモーナのハネ感のある毛先を生かし、根元にボリュームをもたせています。
また、ヘアスタイリストのタイ・サイモンは、ゼンデイヤのパーティボブについて<ニュービューティ>誌に対し、「ロマンティックであると同時に、少し遊び心のある」スタイルをイメージしたと語っています。
湿った髪をブロードライし、ムースをたっぷり使ってボリューム感を与え、ゼンデイヤの髪の自然なクセを生かしつつ、カールを作っているそう。
ゼンデイヤが初めてパーティボブを披露したのはNAACPイメージ・アワード授賞式のレッドカーペット。彼女がカメラの前に登場すると、Googleでの「ゼンデイヤ ボブ」の検索数は164%も増加したそう。
さらに、オーブリー・プラザのパーティボブは、まさに主演女優が放つエネルギーを感じさせるスタイル。
しっかりした強めのカールを作るため、ヘアスタイリストのマーク・タウンゼントは、伝統的な方法を取り入れました。ドライヤーでブロードライした後にアイロンでカールを作り、さらにその後、カーラーを巻いて根本を立ち上げ、よりくっきりとしたカールに仕上げています。
ヘアスタイリストのホリー・ローズ・クラークによると、長持ちするカールを作るための最善の方法は、ホットカーラーとピンを使うことだそう。
「カーラーをセットして、触れる程度に冷めたら(大抵は20分待てば十分)、ピンを外してブラシでカールを整え、柔らかくはねるような質感に仕上げます」
髪を短くするのは少し勇気が必要だけど、セレブたちが魅せてくれたパーティボブが背中を押してくれるはず!