ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』のスペンサー役を演じたトローヤン・ベリサリオと、ドラマ『SUITS/スーツ』で主人公マイク役を演じたパトリック・J・アダムス夫婦は、5月に第二子を迎えたばかり。実は、その出産は想像を絶する体験だったよう。

本記事では、トローヤン&パトリック夫婦がインタビューで語った第二子出産時の状況と心境をお届け。


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第1子の出産には26時間

女優のトローヤン・ベリサリオと、同じく俳優で夫のパトリック・J・アダムス夫妻は、人気ポッドキャスト「Katie's Crib」の6月10日放送分に揃って出演。5月に第二子をエリオット・ロウェナ・アダムスと命名したと語り、その出産秘話を明らかにしました。

第一子であるオーロラちゃんの出産には26時間もかかり、自然分娩では難しいという医師の判断で帝王切開に踏み切ったのだそう。この経験から、第二子の出産も長丁場になると考えていた二人。

早朝に陣痛が始まり周期が短くなっても、出産までは余裕があると考え、病院まであまり急いで向かおうとしなかったのだとか。

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急に状況が一変!

痛みがどんどん増してきたため、いよいよ車で病院に向かうことに。車の中では冗談を言い合い、会話ができるくらい余裕があったものの、病院の駐車場に着いた途端に様子が一変。

病院に着いて、パトリックが駐車券を機械から抜いた瞬間、急にトローヤンが叫び始め、振り返ると座席に四つん這いになっていたとのこと。トローヤンによると、急に激しい陣痛に襲われ、座った体勢を保つことさえできなかったのだとか

「いつもの日常から爆弾投下のような状況に陥るまで、1秒もかからなかった感覚だよ」

トローヤンは当時の状況をあまり覚えておらず、唯一記憶にあるのは、あまりの痛みで座席のヘッドレストに頭を押し付けていたことだそう。

パトリックは駐車場の警備員に、急いで助産師や看護師を呼び、車いすを手配することを懇願。警備員はことの重大さがあまり理解できなかったようで、よくあることのように対処しようとするなか、トローヤンの雄叫びを聞いたパトリックは急いで車に戻ることに。

すると、車のフロントガラスの方にお尻をつきだしたトローヤンが「パンツをおろして!」と叫んだため、その通りにすると、すでに赤ちゃんの頭が出ている状態だったのだとか。

一方のトローヤンはほとんど意識がなかったものの、「力んで!」という助産師の指示なしでも、出産に向けて体が本能的に赤ちゃんを外に押し出そう反応していたと振り返ります。

助産師なしで…

赤ちゃんの顔がすでに外に出た時点で助産師が到着していなかったため、自ら引き出すことを決意したパトリック。

頭の中にあるかすかな知識をもとに、首にへその尾が巻き付いていないかを確認。赤ちゃんの体を引き出そうとしたものの、本能が「それじゃダメ」と叫んだため、逆に軽く赤ちゃんの体を押し戻してみたのだとか。

すると、赤ちゃんの体の緊張が解け、トローヤンのもうひと踏ん張りで全身が押し出され、パトリックがキャッチ。そして元気に産声をあげたのだとか。

「出産がうまくいったのはすべてトローヤンのおかげだけど、一つだけ自分を褒めたいと思えるのは、赤ちゃんを引き出すのではなく押し戻すというアクションをとったことだね」

パトリック曰く、駐車券をもらってから赤ちゃんの頭が出るのを確認するまで、3~4分もかからないくらいあっという間だったそう。トローヤンは自身のInstagramで、実際にエリオットが生まれた駐車場の場所をシェア。

トローヤン&パトリック夫妻の出産体験は、家族代々受け継がれる逸話となること間違いなし。

※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

COSMOPOLITAN US