コンテスト用の身体とオフの身体

そもそもプロを目指す人以外、なりたい身体と出場するコンテストの大会に差があっていいのでしょうか?

もしあなたがフィギュア、ボディビルダーのプロを目指す人で、その過程に大会があるならオンとオフがあっていいと思います。

でも自分の目標が女性らしく健康的に、ポジティブなモチベーションを保つためという理由だったら、コンテストもいつかやめてしまうでしょう。だって自分の理想とは違うボディメイクをしないといけないんだから。

そこで必要になってくるのは、本当は多くの女性が目指している"女性らしい身体"とは一体何なのかを明確にすることです。

女性らしさ身体で表現すると、それは「胸とウエストとヒップの差があること」。

絞る(脂肪を落とす)ことで、ウエストは強調されますがヒップはなくなります。ヒップの丸みを作る脂肪も減量によって多少は落ちていくということです。

今のコンテストは"腹筋コンテスト"

つまり女性らしい身体というのは、絞っていくだけでは生まれず、ある程度、脂肪がお尻に乗っていないとできません。

となると、バキバキに腹筋を割りつつ、丸いお尻を保つことはある意味不可能! なぜなら、脂肪がどこから落ちてどこからつくかは選べないからです。

今、巷にあふれる女性のフィットネスコンテストの多くは、腹筋コンテストのようになっていると思います。要は身体を絞る方向、脂肪を減らす方向に重点があるんですね。

ボディビルのようなハードコアな大会でなくても、最低限、筋肉のラインを見るのがフィットネスコンテストなので当然といえば当然です。

でも今回、「フィットネスエンジェル」という美尻コンテストの立ち上げに参加したのは、絞ることがメインの大会ではなく「女性らしいラインをどこまで作れるか」というところに目標をおきたかったからなんです

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