美しい♡世界の華麗なるロイヤルウエディング【後編】
世界各国の美しいウエディングを振り返り!
ロイヤルウエディングと言えば、超豪華なセレモニーにゴージャスなドレス、きらきら輝くティアラを思い浮かべますが、各国の王室のウエディングにはそれぞれのお国柄が表れるもの。【前編】に続き、 <TOWN&COUNTRY>が、過去70年で最も美しく印象的だったロイヤルウエディングを振り返ります。
ピーター・フィリップス&オータム・ケリー(英国)
2008年、エリザベス女王の孫ピーター・フィリップスがカナダ生まれのオータム・ケリーとウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で挙式。今では2人の娘に恵まれました。ロイヤルファミリーとしての公的な活動はしないものの、その一員として毎年のイベント、たとえば女王の誕生日のパレード(トゥルーピンク・ザ・カラー)や、サンドリンガムでのクリスマスなどには参加するそう。
ヨアキム王子&マリー妃(デンマーク)
2008年、ヨアキム王子がマリー・カヴァリエと二度目の結婚。デンマークの小さな町ムーイルトゥナの教会で式を挙げ、その後近くのシャゲンボー城で披露宴を開いたそう。
ニコラオス王子&タチアナ・ブラトニク(ギリシャ)
王制廃止にともなって廃位されたコンスタンティノス2世の三男であるニコラオス王子と、「ダイアン・フォン・ファステンバーグ」でイベントプランナーをしていたタチアナ・ブラトニクのカップルが2010年に結婚、ギリシャのスペツェス島で式を挙げました。
ヴィクトリア皇太子&ダニエル王子(スウェーデン)
2010年、スウェーデンの皇太子であるヴィクトリア王女が、スポーツジムのトレーナーだったダニエル・ベストリングとストックホルムで結婚。その後はエステル王女とオスカル王子という2人の子どもにも恵まれました♡
ウィリアム王子&キャサリン妃(英国)
ウィリアム王子が大学時代からの恋人、ケイト・ミドルトンとウェストミンスター寺院で結婚式を挙げたのは2011年。未来のイギリス国王にふさわしい荘厳な式に続き、バッキンガム宮殿で豪華な披露宴が行われました。ウィリアム王子は軍隊の制服姿、キャサリン妃のウェディング・ドレスはアレキサンダー・マックイーンのサラ・バートンによるデザインでした。
ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク王&ジェツン・ペマ・ワンチュク王妃(ブータン)
2011年、31歳の若きブータン国王は、21歳の大学生ジェツン・ペマと結婚。17世紀の城塞プナカ・ゾンでの挙式に続き、首都ティンプーのスタジアムで盛大な披露宴が行われたそう。
アルベール2世&シャルレーヌ妃(モナコ)
モナコ公妃の故グレース・ケリーの息子で、プレイボーイという悪評もあったモナコ大公アルベール2世ですが、2011年に南アフリカ共和国の元オリンピック水泳選手シャーリーン・ウィットストックとモンテカルロでゴールイン。伝統に従い、2人はまず民事婚を済ませ、翌日に教会で宗教婚の式を挙げたそう。
ザラ・フィリップス&マイク・ティンダル(英国)
2011年、アン王女の長女 ザラ・フィリップスは、元ラグビー選手のマイク・ティンダルとエディンバラでプライベートな結婚式を挙げたそう。ザラはスチュワート・パーヴィンによるウェディングドレスに、アン王女から借りたミーンダー・ティアラを着けています。
ギヨーム大公世子&ステファニー妃(ルクセンブルグ)
将来ルクセンブルク大公を継ぐことになるギヨーム大公世子と伯爵令嬢ステファニー・ド・ラノワの結婚式。2012年、ルクセンブルク市にて。
カロリーナ王女&アルバート・ブレニンクマイヤー(オランダ)
カロリーナ王女はオランダのイレーネ王女と故カルロス・ウゴ・パルマ公爵の娘。2012年にオランダの名家出身のビジネスマン、アルバート・ブレニンクマイヤーと結婚。ふたりはオランダで民事婚を済ませていましたが、数カ月後にイタリア、フィレンツェのサン・ミニアート・アル・モンテ教会で宗教婚の式を挙げました。
フェリックス大公子&クレア妃(ルクセンブルグ)
フェリックス大公子と、ドイツのテレコム企業を所有する富豪の令嬢クレア・ラーデマッハーのカップル。2013年、ドイツの高級ホテ、ヴィラ・ロスチルド・ケンピンスキーでのプライベートな民事結婚式で愛を誓いました。4日後には南仏で宗教婚の式も挙げています。
マデレーン王女&クリストファー・オニール(スウェーデン)
マデレーン王女は、ニューヨークでイギリス出身のアメリカ人投資家クリストファー・オニールと出会い、2013年にストックホルム宮殿内の教会で結婚しました。
ピエール・カシラギ&ベアトリーチェ・ボロメオ(モナコ)
故グレース・ケリー公妃の孫であるピエール・カシラギのお相手は、長年の恋人でイタリアの伯爵令嬢であるベアトリーチェ・ボロメオ。まずモナコで法的な結婚を済ませ、その後プライベートな宗教上の結婚式と、続く披露宴を、ベアトリーチェの家族が所有するイタリアの島で行ったとか。カップルにはその後、ステファノとフランチェスコという2人の息子が生まれています。
カール・フィリップ王子&ソフィア妃(スウェーデン)
2015年、カール・フィリップ王子が、元モデルでリアリティスターのソフィア・ヘルクヴィストとストックホルム宮殿にて挙式。
レディ・シャーロット・ウェルズリー&アレクサンドロ・サント・ドミンゴ(スペイン)
ウェリントン公爵令嬢であるレディ・シャーロット・ウェルズリーがスペインのイリョラで、億万長者のアレクサドロ・サント・ドミンゴと結婚。ドレスはエミリア・ウィックステッドによるデザイン。
エルンスト・アウグスト・ジュニア王子&エカテリーナ・マリーシヴァ(ドイツ・ハノーファー)
ドイツ北部にあったハノーファー王国を支配していた王族、ハノーファー王子エルンスト・アウグスト・ジュニアがロシア人ファッションデザイナーのエカテリーナ・マリーシヴァと結婚。ハノーファーのマルクト教会での結婚式に続いて、マリエンブルク城で披露宴が行われました。王子の父であるエルンスト・アウグスト5世はこの結婚に反対で、妻のカロリーヌ公妃も式に姿を見せなかったとか。ふたりには2018年、長女のエリザベート王女が誕生しています。
ピッパ・ミドルトン&ジェームズ・マシューズ(英国)
キャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトンは長く交際してきたジェームズ・マシューズと2017年に結婚。プライベートな結婚式はイングランド島南部バークシャー、エングフィールドのセント・マークス教会で。もちろん、キュートな姪と甥、シャーロット王女とジョージ王子がそれぞれブライズメイドとページボーイをつとめました。ピッパは義理の兄であるウィリアム王子を通して王室とのつながりができたわけですが、マシューズと結婚したことで「レディー・グレン・アフリック」という称号を継ぐことになったそう。
クリスティアン王子&アレッサンドラ・デ・オスマ(ドイツ・ハノーファー)
2018年、ハノーファーのクリスティアン王子と元モデルで弁護士のアレッサンドラ・デ・オスマの結婚式。花嫁の故郷で、2005年に2人が出会った地でもあるペルーのリマ、サン・ペドロ教会で行われたそう。
ユージェニー王女&ジャック・ブルックスバンク(英国)
2018年10月、エリザベス女王の孫娘ユージェニー王女とジャック・ブルックスバンクの結婚式が、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で行われました。花嫁はピーター・ピロットによる美しいウェディングドレスをまとい、ティアラはエリザベス女王のコレクションであるグレヴィル・ティアラ、居並ぶセレブや王侯貴族のゲスト、それにもちろん、ロイヤルファミリーたちが2人を見守りました。
ゾフィー殿下&マクシミリアン・ダンディニェ(ドイツ・ヴィンテンベルク)
ドイツ南部にあったヴュルテンベルク王国の王族、ヴュルテンベルク公フィリップの娘であるヴュルテンベルク公女ゾフィー殿下は、2018年にフランスの貴族アンディニェ伯爵子マクシミリアンと結婚。ドイツのバイエルンにあるテガーンゼー城で小規模な式を挙げたそう。