月経痛や妊娠、出産におけるホルモン変化、更年期障害など、症状の度合いや時期に個人差はあれど世の女性たちが経験するあらゆる悩み…。そんな、人にはちょっと言いずらいようなことも、セレブたちは赤裸々に語ることで女性の体の変化についてのスティグマをなくそうとしています。
更年期障害について語ったドリュー・バリモア
3月22日(現地時間)に、米テレビ番組『CBSモーニング』に登場した女優のドリュー・バリモア(48歳)。同番組のパーソナリティであるガイル・キング(68歳)と、自身の更年期についてオープンに話し合いました。
更年期に気付いたのは生理が2週間おきにくるようになったときだというドリュー。医者に最悪の場合、その症状は10年続くかもしれないと言われ、「何年もこんな状態が続くの!?」と、その事実に驚いたといいます。
ガイルは「『更年期障害』という言葉について聞いたことはあったけど、どういったものなのかよく知らなかった」と言います。自身は出血量が増える過多月経がきっかけで更年期に気がつき、最中はほてりに悩まされていたと明らかにしました。
こういったことが何か悪いことや異常なことのように思われるのは不思議だとも述べました。
「更年期障害」とは、一般的に閉経の前後5年、40代前半から50歳後半くらいにホルモンバランスが大きく変化するために起こるさまざまな症状のこと。症状や時期に大きな個人差があるといいます。
また医師に更年期障害について相談したという2人は、ホルモン療法や薬による治療を勧められたものの自分には必要はないと感じ、断ったそう。ドリューは、「40代、50代、60代の女性たちがとても魅力的で、生き生きとし、最高の人生を送っていることを人々が知ることで、スティグマはなくなるはず」とメッセージを送りました。
「更年期障害のイメージは、『年をとったらおわり』という風になっていますよね。でも実際、そんなことはありません」
ガイルもまた、「この物語を変える唯一の方法は、女性も男性も更年期について話し続け、それを恥ずかしく思わないこと」と同意しました。
産後の悩みに共感多数!
ポッドキャスト番組<I've Had It(原題)>に出演するインテリアデザイナーのジェニファー・ウェルチが最新のエピソードで赤裸々に語ったのは、産後に便秘になったこと。
産後は人生で一番ひどい便秘に悩んだと自身の体験談を明かした彼女はなんと、藁にもすがる思いでティースプーンを使って便秘を解消しようとしたそう!
ただし、うまくいかず病院へ電話したこともあったそう。その後便秘は解消されたようですが、産後によくあることで、出産を終えた人の約4人に1人が悩んでいるとも言われています。
「Baby Centre」によると便秘になる理由はさまざまで、病院でトイレを使うことに抵抗があるといったことから、出産後に排便をするのが怖いといったもの、オピオイド系鎮痛剤の影響などがあるそうです。さらに陣痛中は消化器官の動きが鈍くなり、出産時に骨盤底筋に傷がつくと腸を空にするのが難しいとのこと。
人によってさまざまな体の悩みはあると思いますが、こうしてオープンに語ることで理解が進むといいですね!