スティーブン・スピルバーグ監督が手がけた、名作映画『E.T.』。1982年に公開された同作は、今年で公開から40周年! 当時6歳だった子役のドリュー・バリモアが、40周年を祝う特別インタビューで明かしたのは、子どもらしい撮影秘話。

当時、「E.T.は本当に生きている」と信じていたドリュー。そんな彼女のために、スピルバーグ監督がとった粋な対応とは…?

キャストが再集結!

主人公の妹ガーティを演じ、その演技力から“天才子役”と呼ばれ、スピルバーグ監督には「彼女の想像力は素晴らしい」と言わしめていた6歳のドリュー・バリモア。

そんなドリューは、公開から40周年を記念して、自身のトーク番組『The Drew Barrymore Show』に共演者たちをゲストに呼んだ特別企画を公開。エリオット役のヘンリー・トーマスやマイケル役のロバート・マクノートン、そしてメアリー役のディー・ウォレスと共に、当時の思い出を振り返っている。

on the set of et the extra terrestrial
Sunset Boulevard//Getty Images

そこで、E.T.が本当に生きていると思っていたことや、撮影をしていないときでもE.T.を気にかけていたことを明かしたドリュー。

「私、E.T.は生きていると信じていたの。本当に本当に愛していたんだから。とっても深く。E.T.にランチを持っていったりしていたくらい」

するとヘンリーが、ドリューとE.T.のエピソードを披露。

「僕が最初に覚えているのは、寒いステージで撮影していたとき。ドリューは、衣装を担当していた女性に、E.T.の首に巻くためのスカーフを貸してほしいとお願いしていたよね。それで、その後ちゃんと首に巻いてあげていましたよ」
on the set of et the extra terrestrial
Sunset Boulevard//Getty Images

続いて、ディーも撮影秘話を告白。

「私はドリューがE.T.に夢中に語りかけていたことろを見たんですよ。それで、スティーブン(スピルバーグ監督)に伝えたら、E.T.を常に生きているように見せられるようにと、2人の男性を専任にしていたよ。だから、カメラが回っていなくてもドリューが話しかけたらE.T.がリアクションできるようになっていたんです」

実際に、撮影以外の時間帯で電源の入っていないE.T.を母親に紹介した際には、「今は話す気分じゃないみたい。きっと恥ずかしいんだと思う」と話していたというエピソードがメイキング映像でも公開されている。

当時を「想像力が豊かだったから」と微笑ましく振り返ったドリュー。E.T.の存在はもちろん、共演者たちも「本物の家族みたいだった」と話し、人生で最高の経験だったと締めくくっている。

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E.T. Cast Reunion: Steven Spielberg Helped Bring out the Best in Them | The Drew Barrymore Show
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