「ヴィクシーエンジェル」と言えば、大人気のランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」を代表する存在。たびたび背中に大きな羽をまとって登場するスーパーモデル軍団は、容姿はもちろん、ファッションやライフスタイルまで全世界の女性たちの憧れの的。
ただ、ブランドが年に一度行うファッションショーには「ヴィクシーエンジェル」と「ヴィクシーモデル」が出演するので、この2つを混同しがち。その違いについてコスモポリタン アメリカ版が解説します。
ランウェイでまとったウイングが、エンジェルの象徴ととられることもあるけれど、ウイング=エンジェルではないそう。その違いは、「契約」にあるのだとか。モデル界の最高峰とも言われるエンジェルたちは、ブランドの広告塔として選ばれた特別な存在。一方、ショーに出演するその他のモデルたちは、“ショーのためだけに集められたモデル”とのこと。
そんな選ばれし、現在のエンジェルたちがこちら。
アドリアナ・リマ
ベハティ・プリンスルー
リリー・オルドリッジ
キャンディス・スワンポール
エルザ・ホスク
ジャスミン・トオークス
ライス・リベイロ
マーサ・ハント
ロミー・ストリド
サラ・サンパイオ
ステラ・マックスウェル
テイラー・ヒル
ジョゼフィーヌ・スクリバー
また、ベテランエンジェルだったアレッサンドラ・アンブロジオが、2017年末にエンジェル卒業を発表したのは記憶に新しいはず。
「ヴィクシーエンジェル」はブランドの顔として、CMやカタログ撮影、新製品PR、ショップオープニングのパーティーへの参加、メディア対応など、年間を通して活動することが契約で決まっているそう。それに対し「ヴィクシーモデル」は、ショーへ出演するだけ。
そしてあの、ヴィクトリアズ・シークレットの名物にもなっているゴージャスなウイングをつけたファッションは、エンジェルだけの特権というわけではないそう。実際に2016年のショーでは、エンジェル契約をしていないケンダル・ジェンナーとジジ・ハディッドがウイングをまとってランウェイに登場し、話題に。つまりあの羽に、特に意味はないようです。
何はともあれ、「エンジェル」という称号がつかなくても、全世界が注目するヴィクトリアズ・シークレットのステージに登場したモデルであり、世界トップクラスのモデルであることには変わりなし。悶絶するほどセクシーで美しいモデルたちが、これからもそれぞれの魅力で世界中を魅了していく姿から目が離せない!
※この翻訳は抄訳です。
Translation:Maiko Izumina
COSMOPOLITAN US