2016年11月に第1子を産んだビューティブロガーのルース・リーさん(25歳)。彼女の初めての出産は、帝王切開だったそう。

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コスモポリタン アメリカ版によると、ルースさんは元々自然分娩を望んでおり、自然分娩のセミナーに参加したり本を読んだりしていたものの、実際の出産では壮絶な経験をすることに。

19時間にもわたったというその時の分娩について、彼女は「今までに経験したことがないくらい、心身ともに激しい痛みだった」とコメント。帝王切開の後は、4日間を病院で過ごしたそう。そんなルースさんが最近、帝王切開後の傷跡の写真をInstagramに投稿して話題に。

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今日は涙ながらにこの投稿をしているわ。感情を抑えることができないの。私の可愛い娘の妊娠と出産は、人生の中で最も素敵なことだった。子供が欲しくない人もいると思うし、そういう生き方もありだと思う。でも、私自身はずっと子供が欲しかったの。お母さんと赤ちゃんは一心同体。文字通り "奇跡"みたいに思えるのよ。今日この写真をInstagramに投稿しようと思ったのは、出産後の話をしたかったから。私は妊娠中に、妊娠しているモデルをたくさんSNSでフォローしたわ。彼女たちが出産後に投稿した水着の写真を見て、「私もこうなったらいいな!」と思ってた。私は25歳だし、若くて健康だから、妊娠中は活発に過ごしていたわ。ジムへ行ったり、できる限り妊娠線を防ぐ努力をしたり、出産に向けてベストを尽くしてた。

でも、自然分娩に向けて準備をしていったにも関わらず、トラウマ級の難産を経験し、帝王切開の傷跡や、妊娠線が残った。そしてさらに不運なことに、産後の長期間、娘に母乳をあげることもできなかったの。この写真は出産直後に撮ったものよ。これを見てゾッとしたわ。これが私だなんて信じられなかった…。私がこの写真をシェアしたのは、自分自身の不完全さに苦しんでいる人がたくさんいると思ったから。

自分は美しくない、自分には価値がない、そう思って満足できない人もいるかもしれない。出産後の物理的な傷跡ではなく、パートナーとの関係がうまくいってなかったり、仕事への復帰が難しかったり、出産で変わってしまった体型やお金の問題などで、自分の人生を見失ったような気分になってしまう人もいるかもしれない。でも、自分自身に優しくしてね。あなたは1人じゃないということを知っておいてほしいの。誰かと比べることは、あなたから自信や幸せを奪ってしまうわ。SNSであなたの価値や美しさを推し量らないで。そして、今もしあなたが苦しんでいるのなら、私はあなたの味方よ!

始めは帝王切開の傷跡や、変わってしまった体型にショックを隠しきれなかった様子の彼女。しかしその後、ゆっくりではあるものの、産後の体を受け入れ始めたのだとか。産後の運動においても、医者からOKのサインが出たあとすぐにジムへと通い始めたそう。

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こんな写真をアップするなんて、きっと皆は私の頭がおかしくなったと思うかもしれないわね。左側の写真は、産後2日目。髪はボサボサ、ノーメイクで、おむつもしてる。とんでもない姿よね…いつもこんな格好をしてるわけではないのよ。でも、聞いて。私が夫にこの写真を撮ってもらったのは、これが現実だから。これを撮ったとき、私は勝ち誇った気分だった。この時の私は一番弱りきっていたのに、この写真を撮ることで、なぜか強くなれた気がしたの。

右側の写真は、産後2カ月目。これを見た人は、「やだ! こんな妊娠線の写真をアップするなんて、恥ずかしくないの!?」と思うでしょうね。でも、現実から目をそむける風潮にはウンザリ。中には運に恵まれて、これといった傷を負うことなくすんなり出産できた人もいるでしょう。だけど私はそうじゃなかった。きっと多くの女性が私と同じだと思うの。妊娠線をはっきりと目にするのは、珍しいことでしょうね。でもそれを珍しいと感じる理由は、世の中が私たちに、それは醜くて、滅多に起こらないことだと思い込ませているから。だけど、その考え方を変えましょう! 妊娠線は、神秘的で美しいものだと思うわ。妊娠したり、母になることは、私たち女性にとって素晴らしい経験よ。妊娠線は勲章。私は本当に、心から…たるんだ肌も妊娠線も含めて、自分の体に感謝しているわ! 娘が大きくなって妊娠線を見せるのが楽しみよ。そして、「この妊娠線は、あなたが生まれた証よ」と話してあげたい。私は自分の身体を愛してる!

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左の写真を撮った時のこと、今もまだ覚えているわ。出産まであと3カ月で、妊娠線も少しずつ現れていたの。まだ着られると思った服がフィットしなかった時は、すごくショックだった。その日は着飾って出かけたいと思っていたから余計に、自分自身を見失った気がしたわ。もちろん赤ちゃんができるのは素敵なことだけど、時々辛くもあったのよ。右の写真はジムに通い始めて4週間目。正直なところ…こんなに大変だと思わなかった! 1から体型改善をするのは本当に大変。産後初めてジムで腹筋をした時、周りを見回して、誰も私のことを笑ったりしてないか確認したくらいよ。妊娠は過酷だし、ママになることは世界一大変な仕事。でもそれ以上に大変なのは、あなた自身を愛する方法を学び直すこと。あなたが痩せていようが太っていようが、自分を諦めないで。モデル達がSNSでどんな見た目をしていても関係ないわ。鏡に映る自分に打ち勝つことが大事よ。

ルースさんは、これからお母さんになる人はもちろん、すべての女性に対しても、自分と他人を比べてほしくないと思っているよう。鏡の中の自分と向き合い、受け入れる努力を重ねてきたルースさんの言葉には、きっと多くの女性が勇気づけられるはず。

※この翻訳は抄訳です。

Translation:Mai

COSMOPOLITAN US