最新版！ピクシーカットがお似合いのセレブ7

「ジェンダーレスな印象を与えるピクシーカットですが、2019年はボウルカットを取り入れて、イメージを一新しています」と話してくれたのは、ヘアケアブランド「ケビン・マーフィー」のインターナショナル・クリエイティブ・ディレクターであるパスカル・ヴァン・ルーンハートさん。ツヤ感を抑えたクールなスタイリングをマネしたかったら、乾いた髪を手ぐしで整え、スタイリング力の強いワックスを少しなじませてみて。

切りそろえた前髪は、誰にでも似合うわけではありません。額に髪を下ろしたくないという人におすすめなのが、前髪を逆立てたゾーイのピクシーカット。「前髪を思いっきりアップにすることで、頬骨のラインが美しく映えるんですよ」というのは、セレブに愛されるヘアスタイリストのローリー・ヒープスさん。

乾いた髪をアイロンでしっかり伸ばしたら、マットな仕上がりになるポマードを指に取り、前髪をいくつかに分けつつ、根元から立ち上げてみましょう。

長いウェービーヘアをすっぱりと短くしたローワン。「ローワンは常に進化を求める人だし、今の彼女には、この髪型がしっくりきたみたいです」と教えてくれたのは、ローワンのヘアスタイリングを担当しているヒープスさん。

ローワンのようなスタイリングにするなら、スプレーワックスとポマードのふたつ使いがおすすめ。「スプレーワックスは髪の動きを残しつつ高いホールド力を発揮してくれます。そこに、ポマードで自然な毛束感を作ってスタイリングするといいでしょう」とヒープスさんはアドバイス。

ルビーの瞳に思わず引き込まれそうになりますが、見ていただきたいのは、素晴らしいヘアカットと非の打ち所のないバレイヤージュのハイライト！　セレブ御用達ヘアドレッサーであるテッド・ギブソンさんは、ローズこそピクシーカットのアイコン的存在だと言います。

このスタイリングをしてみたい人に、ギブソンさんからアドバイス。ムースの質感のようなオールマイティなスタイリング剤や、ツヤのあるさらっとした髪に仕上げるトリートメントを髪になじませ（濡れたままでもOK）、立体的な流れをゆるやかに作ると上手くいくそう。

オードリー・ヘップバーンのショートカットから半世紀以上。今、テヤーナがピクシーカットの女王となろうとしています。「ゴージャスに整えられた短い髪が、意思を感じさせる頬骨を強調しつつ、やわらかな印象をも与えてくれているのです」と、「シャロン・ドーラム・カラー・アット・サリー・ハーシュバーガー・サロン」のリードスタイリストのテミュールさん。

華やかな印象に仕上げるには髪を少しずつアイロンンにはさみ、髪全体をまっすぐに整えます。仕上げにツヤを与えるミストをたっぷりスプレーしましょう。

「ナチュラルな質感の髪を短く刈り込むと、その女性の姿が浮き彫りになりますね」というのは、ニャキムのホワイトブロンドピクシーカットを生み出したギブソンさん。より短く、より自然で魅力的なピクシーカットを目指したいなら、濃密なクリーム状シャンプーと、洗い流さないタイプの保湿用コンディショナーを併用し、ずっと潤いをキープするように心掛けて。

知的で有能なビジネスウーマンである以上に、クリスは自分のトレードマークである長めのピクシーカットの達人なのかもしれません。この髪型は驚くほどバリエーションが豊か！　前髪を下ろすこともサイドへ流すこともできるし、どんなアレンジも様になるんです。

「髪に少しボリューム感を出したかったら、濡らした髪の根元に、ボリュームの出るスプレーをつけるといいでしょう」とヒープスさん。「それをドライヤーで乾かし、根元から後ろに向かってコームでやさしくとかせば、ふわっと髪が立ち上がりますよ」

思い切って髪を短くするのも悪くないかも。自分の新しい魅力に出会えそうですね！

※この翻訳は、抄訳です。

Translation：中尾眞樹（Office Miyazaki Inc.）

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