役づくりにかけては定評のある、女優シャーリーズ・セロン。アカデミー賞主演女優賞を受賞した映画『モンスター』では、ドーナツをドカ食いし、約13キロの増量をしたことが話題になったけれど、今回はなんと20キロ以上も増量したことが明らかに!
新作映画『Tully(原題)』で、新生児を含む3人の子育てに奮闘する女性マーロを演じるシャーリーズ。自分自身を失いかけていた時、しぶしぶ夜間のベビーシッターを雇うことになった彼女の変化やベビーシッターとの絆が描かれているのだとか。そこで、「マーロの心境を知るために彼女に近づくことにした」と言うシャーリーズは、50ポンド(約23キロ)の増量に挑戦。
その方法は、毎朝ハンバーガーを食べ、2杯のミルクシェイクを飲むことから始まったそう。
「はじめは、お菓子屋さんにいる子どものような気分で楽しかったのよ。だけど、3週間もしたら楽しみは無くなったわ。飽きてしまって、食べることが仕事になったの」
さらに、シャーリーズは毎晩夜中の2時に目覚まし時計を設定して、冷たいマカロニ&チーズを食べたことも告白。
「夜中に起きては、冷えたマカロニ&チーズを食べたわ。食べるというよりは、無理やり喉の奥に入れるって感じだったけどね。あの体重を維持することは大変だったわ」
シャーリーズの突然の変化に、2歳の娘オーガストは「お母さんが妊娠した」と思われた、とも。そして変化は体型に留まらず、メンタルにも現れたという。
「驚いたんだけど、かなり深刻なうつ症状に陥ったの。人生で初めて、加工食品や糖分を摂りすぎたからだわ」
さらに撮影終了後、体重を落とすことは想像以上に大変だったそう。
「地獄のようだった。全く何の楽しみもなかったわ。1年半くらいかけて落としたの。とても、とても長い道のりだったわ」
「あまりにも長くかかるから、心配になったの。(『モンスター』で増減した)27歳のカラダと43歳は違うのね。医師にも何度もそう言われた。『あなたは42歳です。だから落ち着いて。死にやしないから、大丈夫』なんてね」
そんな彼女のカラダを張った演技が見られるのは少し先の模様。全米で5月公開予定の今作、見られる日が待ち遠しい!