ケリー・リー・ディケイさん(27歳)はタイトレーシングを実行している1人。
タイトレーシングとはコルセットを常に着用することで、ウエストを極端に細くすること。彼女は7年間もコルセットを着け続け、今ではウエストが16インチ(約40センチ)にまでなったのだとか。彼女がなぜこのようなことを続けているのか…?
モデルでありデザイナーでもあるケリーさんは、コスモポリタン アメリカ版にこう語っている。「私はウエスト・トレーナーではありません」(ウエスト・トレーナーとはコルセットを使い、少しだけウエストを細くすること。1日短時間のみの着用で良く、セレブの間でも話題に。タイトレーシングとは異なる)
「コルセットフェチなんです。体を人に見せて自慢したいのではなく、芸術だと考えています。コルセットで作る体のフォルムに惚れ込んでいるのです」
ケリーさん自身はフェミニストであり、コルセットを着けているのは男性の"目の保養"になるためではないそう。あくまでも、彼女自身のために行っているとのこと。
「"私はフェミニストだ"なんて言って批判されるのは覚悟しています。でもタイトレーシングを始めたのは私だけのため。コルセットで個性を発揮することを楽しんでいます。タイトレーシングを人に勧めるかと言われたら、誰でもできることではないと思いますけどね」
周りに何を言われても、彼女は気にしない様子。
「私の体であり、私が決めたことだから」
また、フェミニズムの捉え方はひとつじゃないと彼女は言う。
「自分の思う女性らしさの定義に、他人を従わせようとすることは権利の抑圧です。女性の体を支配できると勘違いしている人がいますが、私はそのようなことは認めません。自分が幸せになることが大切なのです。私の体のことは私が決める、それこそがフェミニズム」
ケリーさんのフェミニズムに対する考えは素晴らしい。でもタイトレーシングは体への大きな負担が考えられる。彼女が言っていた通り、すべての人にオススメはできないので、ご注意を。
※この翻訳は、抄訳です。