上品かつエッジの効いたスタイリングは、学ぶべきポイントがいっぱい♡
カリフォルニアに生まれ、中東とアメリカを行き来しながら育ち、ロンドンでサウジアラビアの王族スルタン・ビン・ファハド・ビン・ナッセル・ビン・アブドゥラジズと出会って、23歳のときに結婚したディーナ・アリジャーニ・アブドゥラジズ妃(44歳)。
ただ上品なだけじゃない、大胆でエッジが効いたスタイリングで、モード界のアイコンとしても有名な彼女は、『ヴォーグ』アラビア版の創刊編集長の経験を持ち、ブティックを3軒経営するスーパープリンセス!
そんな真のロイヤルファッショニスタ、ディーナ妃のため息ものの着こなしから、ビジネスシーンやちょっとしたパーティで応用できそうな洗練コーデをピックアップしてみました。
パリファッションウィークにて、「ヴァレンティノ」2020春夏コレクションの会場でキャッチされたディーナ妃。
この日はシックなロングトレンチで、クラシカルモードなコーデを披露。きゅっとウエストマークしながら、袖をまくって、ボリュームのあるデザインにヌケ感を作っています。
腕にバングルをじゃらじゃらと重ねづけし、足元にはゴールドストラップが煌めくブラックパンプスを選んで、さりげなく女っぽさを後押し。
同じくパリファッションウィークにて、「アンダーカバー」のショーに出席したディーナ妃。
迫力満点なホットピンクのロングワンピの裾から、淡いベージュのスエードブーツをのぞかせて、上品なタッチを添えるのは流石のチョイス。キャメルカラーのロングコートを肩掛けにして、こなれ感を漂わせています。
重い印象になりがちな地面すれすれのマキシ丈も、トレードマークのピクシーショートヘアで軽やかに!
ミラノファッションウィークでは「ボッテガ・ヴェネタ」の2017-18秋冬コレクションの会場に登場。
リブニットとハイネックで縦長効果をアップするホワイトワンピに、マニッシュなオーバーサイズコートを重ねた“ロング×ロング”のモノトーンコーデが、大人の女性らしさたっぷり。
小ぶりなパテントクラッチでツヤ感をプラスしながら、赤で揃えたマニキュアとペディキュアを差し色にする小技もお見事!
『ヴォーグ』アラビア版の編集長を務めていた時期、オートクチュールのパリファッションウィークで、「ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ」の2017春夏コレクションのショーを観賞。
得意の“ロング×ロング”コーデも、鮮やかなエメラルドグリーンのワンピ風コートにマキシ丈のペンシルスカートをレイヤードする、ユニークな組み合わせで新鮮な表情に。ひと工夫あるブラックパンプスが、ひそかなアクセント。
2016-17秋冬コレクションのパリファッションウィークでは、大胆な柄ものコーデでオフランウェイの注目の的に!
ポップなピンクタータンチェックとモノトーンをドッキングした、遊び心あふれるコート&パンツのセットアップは、スウェーデン発ブランド「アクネ・ストゥディオズ」のもの。
足元はヌーディなストラップサンダルで、センシュアルに仕上げています。後ろをちょこんと結んだヘアスタイルもキュート!
2015-16秋冬コレクションのNYファッションウィークで、「カルバン・クライン」のショーへ向かうディーナ妃。
クリーンでスタイリッシュなパウダーブルーのコートから、ふわふわしたホワイトワンピをチラリとのぞかせた、大人フェミニンな着こなしにうっとり♡
甲のカッティングにひねりのあるブーティは、黒ほど重くなく、ベージュほどほっこりしない、グレースエードという選択も洗練された印象をますますアップ!
2014-15秋冬オートクチュールのパリファッションウィークでは、「ジャンバティスタ・ヴァリ」のショーに出席。
ジオメトリックプリントと、ボリュームたっぷりなプリンセスシルエットがインパクト抜群のヒロインドレスを、クロップド丈のブラックジャケットを肩掛けにして大人っぽく演出。
スタッズつきのクラッチをスパイスにしながら、真っ赤なリップとペディキュアでさらりとあでやかさをトッピングしています。
ドーハに自身のブティックの支店をオープンした2013年、2013-14秋冬コレクションのNYファッションウィークに、連日姿を見せたディーナ妃。
「ソフィー・テアレ」のショーでは「クリーチャーズ・オブ・ザ・ウィンド」の華やかなビジューつきスカートを主役にした、上品なワントーンコーデを披露。
シンプルなタートルに肩掛けしたジャケットは、ディーナ妃のウェディングドレスを手がけた「アズディン・アライア」のもの。
2016年に終了したブランド「オーン・ティテル」のショーに姿を見せたこの日は、オーバーサイズジャケットとペンシルスカートに、ロングブーツを合わせたALLブラックのスタイリングがモード感満載。
フェデリコ・フェリーニ監督の映画『8 1/2』のビジュアルを刺繍した「オリンピア・ル・タン」のクラッチをハズシとして効かせています。仕上げにパンプキンカラーのファーストールをプラスして、一気にゴージャスに!
セレブ御用達ブランド「スノ」の秋冬コレクションのショーでは、レモンイエローのニットと光沢感のあるワイドパンツの異素材MIXで魅せる、ビビッドなワントーンに視線集中!
個性派クラッチを差し柄に、クロップド丈のもこもこジャケットを肩掛けにして、ストールで首の露出をなくし、袖はまくって、バングルや時計のレイヤードで盛った手元を主張する、ディーナ妃流こなれコーデのポイントがぎっしり♡
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