7300万人以上ものInstagramフォロワーを抱える、トップモデルのジジ・ハディッド(26歳)。赤ちゃんの頃にモデルデビューし、今や一児の母となった彼女は<InStyle>誌のインタビューで、雑誌の表紙のオファーを断っていることを明らかに。

26歳にしてファッション誌<VOGUE>の表紙に35回以上も登場し、世界で最も稼いだモデルの一人として名を連ね、「ファッション・アワード」の年間最優秀モデルにも選ばれたこともあるジジ。

そんな華々しい経歴を持つ彼女は先日、 Netflixで大人気のオリジナル番組『ネクスト・イン・ファッション』の第2シーズンの共同司会者として参加することを発表。ジジにとって初めてとなるテレビ出演だけど、<InStyle>誌のインタビューでは今後のキャリアについて語った。

「私のキャリアにおいて、“ただ服を売るだけの仕事”を受ける必要はなくなってきています。今は『これまでやったことがない仕事をやりたい』と思うようになりました」
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さらに彼女は、より多くの新人モデルにチャンスが訪れるよう、雑誌の表紙のオファーを断っていたとも明らかに。

「雑誌の表紙のオファーを断ることもあります。他のモデルが表紙の撮影の機会を得て、キャリアがそれで成功する可能性があるなら、私は同じ雑誌の表紙を再び飾る必要はないのです」

また、ファッション業界で活躍するにあたり大切にしていることについても次のようにコメント。

「私はいつもクリエイティビティにあふれていました。ニューヨークに住む前は、絵画やデッサン、彫刻などをしていて、実は手先が器用なんです。それが、今のモデルの仕事にもつながっていると思います」

「撮影現場に行っても、自分やカメラマンのことだけを考えているわけではありません。スタッフや照明、ケータリングがどのように準備されるのかを見て、すべての段階について考えているんです」

持ち前のクリエイティブスキルを発揮していることを明らかにしたジジは、今後のキャリアでは制作側に回る可能性があるかもしれないと言及。

「それが将来プロダクションを持ったり、クリエイティブ・ディレクターになったりすることにつながるかもしれません。コンセプトを考えるのが好きなんです。キャリアの最初のうちは、そんなチャンスはなかったから」

さらに、母親に元祖トップモデルのヨランダ・ハディッドをもつジジ。母のアドバイスが自身のキャリアにおいて役に立っているともいい、 必ずしも自分が「一番美しい最高のモデル」とは思っていないものの、「一緒にいて心地が良い人ではある」とも語った。

「たぶんそう思えているから、長い間ここにいられるのかもしれないですね」

ファッション業界で強い影響力を持っているジジは、昨年自身の力を証明するような出来事があったよう。

2021年7月、ジジはある女性の後ろ姿を捉えた写真を「ニューヨークで出会った今日の私のインスピレーションに感謝」とキャプションを付け、自身のInstagramストーリーズに投稿。これがSNSで拡散され、ほどなくしてファンたちは23歳のカメルーン人のモデル、ナンガ・アウェサムが写真の女性であることを特定。

この翌日、彼女は「一晩で人生が完全に変わった」とTwitterでコメント。ジジの影響力の大きさに驚きを隠せなかったナンガだけど、昨年7月の<E!News>ではジジとの交流がきっかけで仕事が増え、複数のオファーがあったことも明らかに

絶大な影響力を誇り、モデルとして第一線で活躍するジジ。今後はモデルの仕事だけでなく、クリエイティブ・ディレクターとして彼女の手腕が発揮される日がくるかも⁉