まつ毛は顔の印象を左右する大切なパーツ。施術者がロッドを使ってまつ毛にカールをつける「まつ毛パーマ」は、地まつ毛を活かしつつ自然な上向きカールを手に入れられることから、パッチリとした印象のまつ毛を求める女性たちに根強い人気があります。
では、その持続期間は? 施術後にすべきことは? まつ毛へのダメージやリスクはあるの? これらの疑問について、<グッド・ハウスキーピング>が専門家たちに話を聞きました!
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まつ毛パーマの持続期間
これは各々のまつ毛がどれだけ早く伸びるかによりますが、「Blink Brow Bar London」のトレーニング責任者であるジャイミニー・パテル氏によると、質の高いまつ毛パーマは最大6週間ほど持続するとのこと。
長持ちさせるにはまつ毛を正しくケアすることが大切。そうすれば、お金をかけた分の価値を得られるはずです。
まつ毛パーマを長持ちさせるケア方法
ニューヨークにあるまつ毛サロン「The Lash Loft」によると、まつ毛パーマを長持ちさせる方法は次のとおり。
- 施術後24時間は水やマスカラを避ける
- 施術後24時間は、まつ毛美容液、まつ毛エクステ、またはアイクリームを使用しない
- 施術後の顔にはオイルフリー製品のみを使用する
- 施術したまつ毛を下にして寝ない。まつ毛が曲がってしまわないように、施術後最初の夜は仰向けで寝る
まつ毛パーマの施術に伴うリスク
「グルーやパーマ液などの化学薬品を目の近くに塗布するため、うまくいかないことはたくさんあります」と述べるのは、検眼医のエリーゼ・ブリスコ氏。初めてまつ毛パーマを予約する際は、事前に以下のリスクがあることを知っておきましょう。
- パーマ液が目に入ると、角膜に化学熱傷や傷が残る可能性がある
「だからこそ、施術者のスキルが重要なのです」とブリスコ氏。
- パーマ液に対してアレルギー反応が起きる可能性がある
心配な人に向けて、マンハッタンの皮膚科専門医デンディ・エンゲルマン氏は、パーマ液へのパッチテストを事前に行っているサロンを訪問することをおすすめしています。エンゲルマン氏いわく「まつ毛がもろい、または細い人は、施術自体を避けたほうが無難でしょう」とのこと。
- 施術後、ドライアイになることがよくある
「施術中はまつ毛をカールさせるため、まぶたや下まぶたの縁にあるマイボーム腺(脂の分泌腺)が露出します」とブリスコ氏。これによって、充血やまぶたの痛み、腫れなどを引き起こす可能性があり、さらに悪化すると、涙を流す能力が低下してしまうそう。
まつ毛を傷める可能性は…?
「パーマが髪を傷めるのと同様に、まつ毛のパーマ液に含まれる化学物質によって、まつ毛がもろく、折れやすくなる危険性があります」と、ブリスコ氏。
マスカラは塗ってもOK?
結論としては、塗ってもOK。ただし、マスカラを塗るのはまつ毛パーマの施術後24時間が過ぎてからにしましょう。でないと、リフト効果を損なう可能性があります。
まつ毛パーマをかけたい場合は、事前にリサーチをしっかりと行い、評判の良いサロンを選ぶことが大切。また、自分の目の状態に不安がある人や過去に施術を受けて症状が出たことがある人は、眼科医に相談したうえでサロンにかかりましょう。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation: TOMOKO NOURRY