ファッションと同様に、メイクのトレンドも目まぐるしく移り変わるもの。中でも「メイクの肝」ともいわれる眉毛は、時代のトレンドを反映し、顔の印象を変える重要なポイント。とはいえ、同じ太眉でもカーダシアン姉妹風のアーチ型もあれば、リリー・コリンズ風の一文字型もあり、流行に合わせて形を変えようとしても「メイクテクが追いつかない…」なんてことも。

そこで今注目したいのが「眉毛エクステ」。最近、まつ毛エクステと同じように、眉毛エクステの需要も高まっているんだとか。コスモポリタン アメリカ版の美容エディターが、ニューヨークを中心に眉毛エクステサロン「Wink Brow Bar」を経営するアンブリーン・シェイクさんに「眉毛エクステのあれこれ」について質問した記事をご紹介。

完璧な眉毛を維持できたら、毎日気分良く過ごせそう!

※「カッコ」内のコメントはシェイクさんのアドバイスです。

眉毛エクステとは?

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眉毛エクステの存在を初めて知ったという人は、「えっ、眉骨にエクステを埋め込むってこと⁉︎」と、恐怖を感じたかも。

でも、ご安心を!

「眉毛エクステは、まつ毛エクステとほぼ同じ施術方法で行われます」とシェイクさんは説明。所要時間は約90分。眉毛エクステのスペシャリストが、まるで本物のような人工眉毛を特殊なグルー(糊)で自眉毛、または肌に直接に貼りつけていくのだそう。

自分の眉毛に合わせて、毛の長さや色はカスタマイズできるのでナチュラルな仕上がりにアーチ型にくっきり描いたり、薄く数本のせるだけでもOK! また、肌に直接エクステを貼ることもできるので、消滅しかけた眉を「蘇らせる」ことも可能なんだとか。

ただ、「オイリー肌の人の場合、眉毛エクステが取れやすい傾向があります」とシェイクさんは解説。眉毛エクステを施しづらい人もいるのだそう。

どれくらい持続するの?

平均的な持続期間は2週間程度とのこと。しかし、エクステを直接肌に貼りつけている場合はより短期間で剥がれてしまう傾向があり、自眉毛に貼りつけている場合は眉毛が抜け落ちるサイクルまで落ちないことも多いのだそう。

また、サロンによって使用しているグルーは異なるため、肌に優しいナチュラル系のグルーを使えばそれだけ落ちるのも早いのだとか。

シェイクさんは「眉毛エクステは『誰にでもおすすめ』というものではありません。エクステは永遠に持続するわけではないので、一定期間ごとにサロンに通わないと維持できません。現実的に理想の眉毛がキープできるかどうかも含め、まずはサロンに連絡し、スペシャリストに相談してみましょう」とアドバイス。

施術後のケアはどうすればいい?

エクステをした眉はナチュラルに見えても、あくまで毛を人工的に貼りつけたもの。エクステ施術後は眉毛を決して濡らさず、最低24時間は乾燥させることが大切。グルーが完全に乾くまで、洗顔時やメイクする際には細心の注意を払いましょう。

「眉毛エクステをした場合、本来眉メイクは不要なはずですが、でもどうしても必要な場合はウォータープルーフの化粧品の使用は避けましょう」とシェイクさん。眉が乾きづらいだけでなく、オイルベースメイク落としを使うとエクステがはがれてしまうことも。メイク落としを使う場合はノンオイルタイプを選んで。

アートメイクとエクステの違いとは?

眉毛エクステもいいけど、「長持ちさせること」を重視する人には眉毛アートメイクという選択肢も。アートメイクの場合、薄めに施術した場合でも平均3年ほど維持することが可能なのだとか。

“だったら最初から、アートメイクをした方がいいのでは?”と思う人もいるはず。シェイクさんいわく「ウェディングやパーティなどの特別な機会に合わせて、濃いめにしっかりとした眉が描きたい人にはエクステがおすすめです。また、アートメイクは針を使って肌に色素を入れるため大きな決断がいりますが、エクステは気軽に試せるので心配性な方も安心ですよね」と、エクステの利点を教えてくれました。

アートメイクに少しでも不安があるならば、まずはエクステから始めるのが賢明。エクステで“盛った”状態の眉毛を確認してからでも、アートメイクを施すのは遅くないはず!

上記のように、「眉毛を何とかしたい…」と思っている人にとって、眉毛エクステはトライする価値があるはず。とはいえ、眉毛エクステはメイクで眉毛を描くよりはコストがかかるのも事実。ただ、アートメイクに比べてリスクは少なく、さまざまな濃さや形が試せるお手軽さがあるので、今後さらに注目されることは確かかも。

興味のある人はまずサロンに予約を入れて、スペシャリストに相談を。

この翻訳は、抄訳です。

Translation: 宮田華子

COSMOPOLITAN US