つい先日、全身の骨格筋に激しい痛みやこわばりが生じる「線維筋痛症」という自身の病を公表し、今月開催予定だったヨーロッパツアーの延期を発表したレディー・ガガ。

そんな闘病中のレディー・ガガに向けて、同じく歌姫のビヨンセが素敵なギフトを贈ったよう。感謝の気持ちを込めた写真とコメントが、インスタに投稿された。その1つ目がパーカー。

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痛みであまり良い日を送っていません。ハニーB(ビヨンセ)、この着心地の良いパーカーをありがとう。暖かくて、外でハンモックに揺られて、木や空や太陽と共に呼吸をするのにちょうど良いわ。こんな愛をもらえて本当に恵まれていると思う。

さらにバラの花束も。

本当にありがとう、ハニーB(ビヨンセ)。恋しいわ。私がDef Jam Recordingsに解雇されたあと、あなたのビデオを祖母の家のテレビで見ていなければ、諦めていたかもしれない。あなたは、私たちをインスパイアしてくれる。あなたが具現化された夢が、私を前進させるの。

ビヨンセとガガは、2010年に楽曲『テレフォン』で共演した仲。まさに時代を代表する2人の歌姫の共演は、当時大きな話題になった。

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Lady Gaga - Telephone ft. Beyoncé (Official Music Video)
Lady Gaga - Telephone ft. Beyoncé (Official Music Video) thumnail
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「線維筋痛症」の痛みが悪化したという理由について、一部では「ツアーをやらないための嘘なのでは」という疑いや「ドラマチックな演出をしている」という批判も。そんな声を受け、Instagramには、ファンへの謝罪と病状、今後の活動についての胸中をコメントしていた。

私はいつでも身体とメンタルの状態について正直に語ってきたわ。最悪な状況からの出口を何年も探している。ややこしくて説明するのが難しいけれど、改善しようと動いています。もっと強くなって準備ができたら、もっと詳細に説明します。そうすることによって、この疾患のことがもっと世の中に知ってもらえて、同じように苦しむ人たちのための治療研究が進むことを願っているから。

「苦しむ」という言葉は、同情や注目を浴びたいから使っているのではありません。ネット上で、ドラマチックな演出をしている、作り上げている、被害者ぶってツアーを休みたいだけ、などという批判があることが悲しい。私のことを知っている人であれば、真実を語っている、とわかってくれるはず。

私はファイターよ。「苦しむ」という言葉を使うのは、トラウマや慢性的な痛みによって、人生が変えられてしまったからだけでなく、普通の生活をすることから遠ざけられているから。世界で一番好きなこと、ファンのためにパフォーマンスをすることいも支障をきたしてる。またツアーを再開できる日を楽しみにしているけれど、今は医師と一緒にいないといけない。強くなって、これから60年かそれ以上、みんなのパフォーマンスできる準備が必要。みんな愛してるわ。

痛みやトラウマと戦い続けているレディー・ガガにとって、同じくエンタメ界で長く活躍を続けてきたビヨンセの細やかな優しさとプレゼントは癒やしになったはず。元気を取り戻し、また2人一緒の力強いパフォーマンスを見せてほしいですね。