『フォーブス』誌が毎年恒例で発表する「最も稼いだ女優ランキング」の2017年度版が発表に! トップに輝いたのは今年のアカデミー賞で主演女優賞を受賞したエマ・ストーン(28歳)。ランクインに至った理由と、ランクインしたその他の女優たちをご紹介!
『フォーブス』誌が集計したのは2016年6月1日から2017年6月1日までの1年間。その間、最も稼いだとされるエマ・ストーンの収入は、なんと2600万ドル(約28億6000万円)。これは課税前でスタッフなどに支払われる報酬などを差し引く前の所得だそうだけど、それでもなんとも夢のある話。
エマを堂々の1位に押し上げたのは、ライアン・ゴズリングとW主演を務めた映画『ラ・ラ・ランド』。世界での興行収入は4億4500万ドル(約490億円)にのぼり、エマの収入の大半はこの映画によるものだったんだとか!
次いで2位には意外な名前がランクイン! それはジェニファー・アニストン(48歳)で、2550万ドル(約28億円)。
彼女はドラマ『フレンズ』が終了後も継続的に映画に出演していることに加え、多数の企業とタイアップしていることがランクインの大きな理由。有名どころでは「エミレーツ航空」や「Aveno」などで、これらの広告塔をすることで年間数百万ドル(数億円)を得ているんだとか。
そして最も稼いだ女優3位はジェニファー・ローレンス(27歳)。
昨年まで2年連続でトップを獲得していたため「3位への転落」なんて揶揄する人もいるけれど、それでも収入額は2400万ドル(約26億円)。昨年までは人気映画シリーズ『ハンガー・ゲーム』に出演していたことが勝機に繋がっていたそう。今年は彼ダーレン・アロノフスキーが監督を務める映画『Mother!(原題)』や<クリスチャン・ディオール>の広告塔の収入が主。
4位はメリッサ・マッカーシー(46歳)の1800万ドル(約20億円)で、5位はミラ・クニス(34歳)の1550万ドル(約17億円)。
映画『ゴーストバスターズ』でも活躍した女優のメリッサ。
アシュトン・カッチャーと円満な夫婦関係を築いていることでも知られるミラ・クニス。
6位のエマ・ワトソン(27歳)はこのリストに初めてランクインした唯一の女優。彼女は映画『美女と野獣』によって、1400万ドル(約15億円)を獲得。
同額で6位に輝いたのはシャーリーズ・セロン(42歳)。8位はジュリア・ロバーツ(49歳)とケイト・ブランシェット(48歳)が1200万ドル(約13億2000万円)。そして10位はエイミー・アダムス(42歳)が1150万ドル(約12億6000万円)。
トップ10の女優の収入を合計すると1億7250億ドル(約189億円)にのぼるんだとか! それでも、昨年の2億500万ドル(約)からすると16パーセントの収入減。また、残念ながら今年はアジアからのランクインはならず。
ちなみに「最も稼いだ俳優」も近日中に公開される予定! 昨年のトップだった"ザ・ロック"ことドウェイン・ジョンソンは今年のエマ・ストーンの倍以上の収入で6450万ドル(約70億円)だったため、やはりハリウッドの男女の収入格差は縮まっていない模様。
とはいえ、次々と現れる若手女優を押しのけて、ベテラン女優たちが上位にランクインしていることは嬉しい驚き! 来年度はどんな顔ぶれがランクインするのか、今から予想してみては?