その食事、ずっと続けられる?

現代は、本当に色々なダイエットがありますが、どの方法でも、完璧に守ろうとすると失敗に向かうだけ。自分に合った食事方法を見つけないと続きません。

「○○がいい!」(←その時々で流行るダイエット)と聞くたびに、自分のライフスタイルを無視して、期間限定でそれを100%頑張っても確実に失敗するだけ(っていうのはこの記事で書きました)。

きっとそういう人は、何が自分のライフスタイルに合っているかわからないからこそ、手当たり次第、試してしまうんでしょうね。

私は仕事柄、いつも何を食べているかよく聞かれるんですが……

朝:りんご

間食:プロテイン、コーヒー

昼:キャベツと塩昆布(亜麻仁オイルとごま油であえたもの)、豚ヒレ醤(ひしお)漬け、キヌアサラダ(チキンと野菜数種類)

間食:にんじんスティック

夜:お刺身サラダ、焼き野菜(かぼちゃ、なす、アスパラ、エリンギ)

こんな感じです。

皆さんはこれを見てどう思われたでしょうか? 「少なすぎる」「炭水化物が全然ない」「思ったより食べてる」!? 驚くところは色々あるかもしれませんね(笑)。

私は「自分のライフスタイルありきの食事をする」というのが基本です。仕事上、決まった時間に食べられないし、他人から見れば理解できない食生活かもしれません。でも私にはこのスタイルが合っているし超普通(笑)! もはやルーティーンなので、我慢しているという意識もありません。もちろんこれは通常の食事なので、適度に外食もしますし、ときどきお酒も飲みます。

納得して、自分に合った(目標や物理的な生活に合っているか)食生活が送れていれば、ダイエットトレンドに踊らされることはないはずです。

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これは自分でよく作るささみジャーキー。醤に漬けたささみをディハイドレーターで乾燥させるだけです。間食にぴったりで激ウマ♪

自分をよく知る

情報に流されないようにするためには、自分のことをよくわかっていないといけません。どれだけ食べると太るとか、身体がどう変わるかを知っていることが大事。

そういう意味で、いちど人体実験と思って減量を超頑張るのもありだと思います(本気で言ってますよ)。どれくらい頑張ると体重が落ちるのか、リバウンドするとどこから肉がつくのか、どのくらい食べると身体が重くなるとか。そういう自分の微妙な変化に敏感になれて初めて、自分に中の基準ができてきます。

代謝は人それぞれだし、体質も体型も生活も違うから自分の基本データを取っておくのは、必要だと思うんです。それが自分を知ることでもあるから。

「どこまでやるか」を自分に問う

で、次に生まれる疑問が「自分はどこまでやりたいのか」ということ。

友達とのご飯を全部断ってまで、ささみ&ブロッコリー生活を貫くのか、アルコールを禁止してパートナーとの晩酌をやめてしまうのか。体脂肪20%以下にこだわることに(とくに女性として)意味はあるのか……。

どこに自分が幸せを感じるかわかってないと、痩せることだけがゴールになってしまい、ストレスから過食症や拒食症になってしまうことだってあります。

不摂生な日が年に数回あっても、体重が一気に10キロ増えることなんてありません。だから私は、それはそれで楽しめばいいと思います。さっき言った、自分の基本データがわかっていれば多少体重が増えたって怖くないし、365日頑張る必要はありません。

自分を知ることが、本当の意味で続けられる食事管理の第一歩ですよ。

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